おすすめnote詩「羊飼いの朝」

まずは一連目。羊飼いの夢の中にいることが示唆されています。続いて二連目。「目覚める」と書いてあるけどこれは夢から覚めたのかな。あるいは夢の中で目が覚めたのかな、どちらだろう。

ここにこだわるのには理由があって、それは三連目の「境界はどこにあるのだろう?」という一文がこの詩の核なんじゃないかな、って思うから。

夢と現実、朝(再生)と夜(死)、お伽噺(フィクション)とノンフィクション、無意識と意識、このイメージが各連の中に散りばめられているのを感じる。

最終連、「風車は回り続ける」。どこからの風を動力にしているのだろう。境界を隔てた両方から風は吹いてるんじゃないかな。羊飼いはそのどちらにも立ってるんだろうね。

夢は詩のコンテストを主催することです。サポート頂けましたら運営資金に使用させて頂きます。優勝者の詩は例えば新聞広告の全面で発表する、などを夢見てます。ですが当面はインタビュー時のコーヒー代。謝礼等に使用させて頂きます。