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粕汁の思い出

うちは商店街でクリーニング店をしていたので、母はお店番をしながら家のことをやっていました。冬になると灯油ストーブの上でグツグツしているのは粕汁。ぜんざいの時もあります。

あったかい部屋に、酒粕の香りが広がっています。私が寒い外から帰ったら、すぐに「あ!今日は粕汁だ!」とわかるほど。母の粕汁は、鮭が入っていて、よく煮込まれた味。おやつに一杯、夕飯に一杯、と自分でよそって食べました。

作り方を母に教えてもらう前に他界してしまい、つい最近母の粕汁に似たレシピに辿り着き、すごく懐かしくなりました。寒いときに食べると、身体の内側からホカホカしてくるのがわかります。ああ、この味に出会えて良かったです。

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レシピはすごくかんたん
材料は、塩、鮭、根菜類など好きな野菜、こんにゃく、酒粕、しょうゆ。
塩鮭を湯煎してウロコをとる。塩鮭を水から煮て、具材をいれて煮る。
煮汁で酒粕をゆるめて足す。しょうゆで味をみて、できあがり!

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投稿してくれた人

志村けいこさん

志村圭子。徳島出身。男子の母。
フリーランス プランナー・ディレクター。
原っぱ大学ではクリエイティブディレクターとして活躍中。お母さんが
楽しくあるがままにコミュニティに参加できるよう全体をプロデュース。  
インタビュー記事はこちら
https://bloomoi.brillia.com/story/projectnote/818/
原っぱ大学とは
https://harappa-daigaku.jp/

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