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中目黒周辺の桜 ー 早咲きの中に紅色に変わろうとしている芽がありました(3月14日)

 昨年2023年は、3月14日が桜の開花日でした。今日も目黒川の桜(ソメイヨシノ)を定点観測しましたが、開花はまだ先になりそうです。

目黒川の桜は…

 いつもの場所から見た様子です。前回、3月11日とあまり違いはありませんでした。

 桜の木に近寄って高いところの芽を見ましたが、やはりあまり変わっていません。


山手通りの早咲き桜は…

 前回、中目黒周辺にある中で、芽が緑に変わりつつある早咲き桜の写真を載せました。上の写真がその桜の木で、山手通りの歩道に植えられている早咲きの陽光桜です。中目黒駅からドン・キホーテ方面へ歩いていった途中にあります。遠くからだと今回も気がつかなかったのですが…

 近づいてみると、緑から紅色に変わろうとしている芽が現れていました。

 中目黒周辺では早咲きの桜の開花も、もう少しでしょうか。

「600度の法則」では… 

 ところで、桜の開花タイミングを計る一つの考え方として「600度の法則」があります。2月1日から毎日の最高気温を足していき、その合計が600度になった頃に桜が開花するという考え方です。
 今日のテレビのニュース番組を見ていると、この方法と実際の開花日の差は前後3日以内と報道していたところもありました。
 予想ではなく昨日までの経過であれば私にもできるのでは、と思ってちょっとやってみました。

 データは気象庁のウェブサイトから東京都(大手町)の毎日の最高気温をダウンロードしました。昨年2023年と今年2024年を比較すると2月中(28日まで)の合計は今年のほうが高かったのですが…
 3月になると昨年は最高気温が20度に届く日があったのに、今年の3月はだいたい10度前後で推移しています。
 今年はうるう年で一日多いのにもかかわらず、3月7日以降、最高気温の合計は昨年を下回っています。
 日本気象協会は今日(3月14日)時点で、開花日を1週間後の木曜日3月21日と予想しています。

ところで、今年の目黒川の様子が…

 ところで、今年の目黒川の様子が、昨年とは変わっています。
 上の写真は、中目黒駅よりも渋谷寄り(西方向)の目黒川の様子で、今日撮影しました。両岸の桜の枝が短くなって何かさっぱりとした感じになっています。
 

(この写真だけ今年2024年1月に撮ったものです)

 この「樹木保全工事のお知らせ」は目黒川付近に貼られていて、写真は今日ではなく今年1月に撮ったものです。桜の木を保全するために剪定していました。川の中央付近まで伸びていた枝が剪定によって短くなっていたのです。
 中目黒駅から西方向の目黒川両岸は、桜を身近に感じられるエリアで、中には橋から手が届きそうに感じられるほど近くまで枝が伸びている桜もありました。その桜も枝が短くなっていて、今年は桜の花を離れたところからみるという感じになりそうです。
 また、昨年は満開のころに中目黒駅のホームから目黒川をみると、絨毯のように広がった桜の花で川が見えなくなるほどだったのですが、今年はそのような迫力のあるシーンにはならないかもしれません。

 この剪定作業と同時に河床工事も行われ、中目黒駅近くの川底がブロックから砂利に変わっていました。昨年は川底がブロックの表面についた藻で緑になり、川の水があまりきれいに撮れなかったのですが、今年は桜の下に透明感のある川の写真が撮れるかもしれません。


目黒天空庭園の「おかめ桜」

 上の写真は今日撮影した目黒川近くにある目黒天空庭園に咲いている早咲きの「おかめ桜」です。ここには桜以外にもいろいろな種類の木が植えられていて、その中で おかめ桜は(私が見た限りでは)2本だけしかありませんでしたが、山手通りの陽光桜よりも早く、こちらは見ごろになっていました(おかめ桜の後ろにある茶色っぽいのは「台湾椿」です)。

 前回のnoteで、観光情報総合研究所 夢雨 さんからコメントをいただき、早咲きの桜で情報交換させていただきました。その中で紹介した桜です。今回は写真を紹介したかったので、本文で取り上げました。観光情報総合研究所 夢雨 さん、ありがとうございました。


(写真は「樹木保全工事のお知らせ」以外は3月14日撮影)


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