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理学療法士と柔整師なら知っておきたい「筋の攣縮と短縮の違い」

筋肉の障害には大きく分けて3つの障害があります。
それは筋肉の【攣縮(れんしゅく)】【短縮】【癒着】です。

これら3つの状態を知っておく必要があるのですが、なぜかというとそれぞれ対処法が違うんです。

攣縮には攣縮の対処法、短縮には短縮の対処法があり、間違えると治療効果が得られません。

今回はこの3つの中の【攣縮】と【短縮】ついて書いていきます。(癒着については後日書きます)

セラピストであるなら必見の知識なので、まず攣縮、短縮の特徴を箇条書きで書き出してその後どのような状態なのか、そして改善方法を解説していきます。

攣縮(スパズム)の評価


・筋肉や血管が痙攣している状態
・圧痛がある
・収縮時痛がある
・伸長時痛がある
・筋緊張がある

攣縮(スパズム)のメカニズム


筋攣縮は筋肉と血管が痙攣している状態をいいます。
危険なある刺激が加わったことで脊髄反射が起こりα運動ニューロン(筋肉を動かす)に影響し筋肉の攣縮を起こします。

簡単に言うと刺激を受けたことによって筋肉を収縮させる神経が過剰に反応し、筋肉が痙攣の様な収縮を起こしている状態です。

筋攣縮の施術方法 リラクセーション

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