整骨院に通う適切な頻度と期間は?
整骨院に行ってみたは良いけど、何回通っていつまで行けば良いのかわからないという方やこれから整骨院に通おうかと考えている方もいるのではないでしょうか?
今回は整骨院院長5年目の私が忖度なく、整骨院に通う適切な頻度と期間について解説していきたいと思います。
この記事を読むとご自身の状態に合わせた整骨院への通い方がわかるようになり、治療の必要な頻度と期間を知ることができますのでぜひご覧ください!
急性か慢性かで整骨院に通う頻度と期間は違う
いきなり痛くなった急性の痛みなのか、それとも3ヶ月以上も痛む慢性的な痛みなのかによって整骨院の通う頻度と期間は変わってきますのであなたの状態によって判断してみてください。
急性的な痛みで整骨院に通う頻度と期間は毎日1〜2週間
ぎっくり腰や寝違え、転んで膝を打った、手を突いて手首を捻ったなど何かしたときに痛めたいわゆる怪我は急性的な痛みになります。
急な怪我の直後には炎症といい痛めた場所やその周囲が火事のような状態になり、じっとしていても痛み(安静時痛)が出たり少し動かすだけで強烈な痛みが出たりするような状態です。
このような炎症期はだいたい2週間かかるとされていて、炎症期が長くなればなるほど痛みは慢性化し治りづらい状態になるのでなるべく早い対処が必要。
なので炎症期を早く終わらせるために怪我の後には可能な限り毎日1〜2週間通うことがおすすめです。もちろん仕事や外せない用事もあると思いますがなるべく多く通って炎症を改善させておきましょう。
急性的な痛みがなくなった後の整骨院に通う頻度と期間は1〜3ヶ月に1回
初期の安静時痛はなくなり動かした時の痛みがよくなってきた後は状態にもよりますが1〜3ヶ月に1回は通いましょう。(特に肉離れや捻挫など)
なぜなら炎症の後は筋肉や関節が固まりやすく怪我をする前とは体が違う状態になっているからです。この状態のままでいると簡単なことで痛みがまた再発したりする可能性リスクが高くなります。
そのリスクを減らすために筋肉や関節の柔軟性を取り戻すメンテナンスを頻度を少なく期間を空けながら通うのがおすすめです。
私が考える整骨院で行う急性的な痛みに対するおすすめ治療
整骨院によって治療方法(手段)は違いますので一概に言えませんが私が考えるおすすめ治療は電気治療(微弱電流、ハイボルテージ)や固定(コルセット、包帯、テーピング)アイシング(場合による)。
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怪我した後にはこれらの処置が最新の対処法になっていますので行った先の整骨院がこれに当てはまっているのかをぜひ参考にしてみてください。
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慢性的な痛みで整骨院に通う頻度と回数は週2回を1〜3ヶ月
3ヶ月も前から続く首肩、腰、膝などの痛みは慢性的な痛みと定義されますが怪我をした後に適切な治療を受けなられなかったか、痛みがなくなった時点で治療をやめたか、そもそも放っておいたか、怪我の記憶はないが徐々に痛くなってきたものなどさまざまなパターンがあります。
このような慢性的な状態から抜け出すには二つの問題改善が必要となります。
一つは痛みを発している組織(筋肉や神経など)の問題。二つ目はその痛みを作り出している根本的な問題。
基本的には炎症期はとっくに通り過ぎているので、痛みを出している組織に繰り返しストレスを加えている身体の使い方や姿勢が問題になっていることがほとんどです。
なのでまずは痛みを出している組織の特定と痛みを作っている姿勢や動作の改善を行うために週に2回を1〜3ヶ月通ってみましょう。
時間がかかるのは姿勢や動作の改善ですので患者様自身で治そうとする意識がとても大切になります。セルフケアを自宅で継続的に行なっていただいたり、定期的に姿勢の改善施術を行なったり。
慢性痛がなくなった後の整骨院に通う頻度と期間は1ヶ月に1回
慢性痛の厄介なポイントは再発リスクがとても高いということです。負担のかからない身体の使い方や姿勢が一時的にできていてもまた元の使い方や姿勢に戻ってしまうことが本当によくあります。
なので定期的に1ヶ月に1回はお身体の状態を確認してもらうことが大切かと考えています。
私が考える整骨院で行う慢性的な痛みに対するおすすめ治療
整骨院によって治療方法(手段)は違いますので一概に言えませんが私が考えるおすすめ治療は手技療法(血流や柔軟性改善のため)電気治療(微弱電流、ハイボルテージ、干渉波など)や超音波治療、ストレッチ、動作改善施術、筋トレ指導など。
通う目的によって整骨院に通う頻度と期間は違う
ここまで私が考える整骨院に通う頻度と期間について書いてきましたが結局は実際に通う方がどうなりたいかが一番だと思います。
痛みだけなくなれば良い人
痛みだけ良くなれば良い人は最低1〜2週間(目安)は出来るだけ整骨院に通うようにしてください。
炎症が起きていても1〜2週間で良くなる場合が多いのと慢性痛でも腕や知識がある先生であればかなり改善する可能性があります。
再発しない体づくりをしたい人
もうあんな痛みは感じたくない!という方は1〜3ヶ月に1回は整骨院に通うようにしましょう。
良い整骨院の選び方
整骨院はたくさんありどこに行けば良いのかわからないのが普通かと思いますが、
良い整骨院の先生は「患者様を思い勉強している」と感じるかに尽きると私は考えています。
患者様のために勉強し知識が豊富で常に患者目線で話してくれる先生がいる整骨院が良い整骨院だと思いますので整骨院に行く前のチェックと言った後のチェックをしてみましょう。
ホームページやSNSで患者目線の投稿があるか
整骨院に行く前にチェックしておくことはホームページやインスタグラム、TwitterなどのSNSで身体にまつわる豆知識や役立つ情報を常に提供してくれているか。
患者に良くなってほしいという気持ちがあればたくさん勉強しその情報を患者様にどんどん伝えていき実践してもらうことが大切です。
マッサージだけなのか
これだった場合は最悪で私の一番嫌いなパターンです。痛いところをマッサージしていれば良くなると思っている先生?に当たった場合は一回でやめましょう。
マッサージも慢性的な痛みにはリラックスできて効果がありますが、その後に根本的な治療や指導をしてくれるかどうかが大切なポイントです。
事前に施術計画を立ててくれるか
先生がお身体の状態を見て症状に見合った頻度や期間さらには治療方法をしっかりと伝えてくれているか。計画がないと実際にどの程度通った方が良いのかわからないので計画を立ててくれるところは良いでしょう。
説明に根拠があり信頼できるか
しっかりと勉強をされている先生の説明はわかりやすく納得し理解できます。
「本当に骨盤て歪むの?」「理解してなさそうな治療方法の説明だな」なんて怪しいなと感じたら科学的な根拠があるのかどうかを聞いて見ましょう。
勉強している先生は真摯に誤魔化さずに答えてくれますよ。
効果が実感できるか
実際に効果を実感できたかという点も大切なポイントです。
適切な組織に適切な処置をすると痛みが0にならなくとも何かしらの良い変化が生まれますのでこれも先生が普段勉強しているかしていないかがわかります。
料金が明確か
整骨院は料金が明確ではないところが多いですので施術の前に料金を説明し確認してくれるところは良い整骨院だと考えています。
慢性痛で保険適応していないか
慢性的な痛みで保険を適応しているような整骨院があればやばい整骨院です。
整骨院では急性のケガにしか保険は適応にならないので、もし慢性痛で保険適応している場合は法律に違反しているので良い整骨院とは言えないでしょう。
【まとめ】整骨院に通う頻度と期間は痛みがなくなるまでは多く通い、痛くなくなったら期間を空ける
私の考える整骨院に通う頻度と期間でしたが少しでも参考になると嬉しいです!
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