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できる教師になりたければ、自分だけの仕事術を身に着けろ!

 みなさんは、自分だけの仕事術をもっているでしょうか。今回は「自分だけの仕事術」をテーマに記事を書いていきたいと思います。特に「自分だけの」という点に重きを置いて考えていきます。自分自身の仕事への取り組み方を見つめ直すきっかけになればと思います。

①自分だけという点にこだわる理由

 世の中には様々な仕事術に関する本があります。私も多くの本を読んできたつもりです。読んでいる時は全てが画期的に見えて「どれもすごい」「やってみたい」と思えるものばかりでした。しかし、やってみるとそんなに上手くいかなかったり、そもそも自分の働いている学校現場では実践が難しい内容がたくさんありました。本に書いてある内容と自分のリアルに乖離があったというわけです。これでは、自分のスキルが上達することはないと感じました。そこで、今回提案するのはその仕事術をいかにして「自分にあったものにするのか」という点です。そもそも完全に真似をするのは難しいものは自分なりの「アレンジ」を加えるのです。そうすることで、自分だけの仕事術になっていくことかと思います。また、使える時と使えない時の判断も自分でつけやすくなります。転勤などで環境が変わった時は、それに対応できる仕事術を自分で身に着けておけばよいのです。あくまでも「自分だけの」仕事術にしておくのです。

②私の仕事スキル(職員室編)

 さて、私なりの仕事術を紹介していこうと思います。どれも当たり障りのないものなので参考になるかは分かりませんが、適度にアレンジして頂き1つでも身になるものになればうれしいです。

〇月曜日の朝にA5の紙にto doリストを書く
 私は月曜日の朝に必ずその週にすべきことを箇条書きでA5の裏紙に書きだしています。そしてそのタスクが達成できた際には赤の線で消しています。こうすることで仕事を忘れないことに加え、タスクを乗り越えた感がしてモチベーションも上がります。3分の1程度は余白を残し、会議などで出た事務作業なんかはタスクとしてメモします。そのメモもできれば赤線で消します。すぐに仕事を見える化できるのでおススメです。ちなみに消せなかったものは翌週の月曜日に新しい紙に書き写します。古い紙は新しい月曜日に捨てるようにしています。

〇帰る時にはパソコンだけしか机の上に置かない
 机の上にはパソコン以外のものは置きません。これも帰る時のみというのがポイントです。新しい朝を気持ちよく始められるというのもありますが、私の性格に関する面が大きいです。私はどちらかというと整理整頓が苦手です。なので、常にきれいにということは性格的にできないのです。しかし、最後はきれいにしようと決めているので、それだけで普段の机の上に関する意識は変わります。「片づけるのが面倒なので、もう少しきれいに使おうかな」という些細な気持ちの積み重ねが日々の習慣に変わります。帰る時は必ずきれいにするという信条が役立っています。

③私の仕事スキル(教室編)

〇評価はその場でする
 成績処理の時期になると、とても慌ただしくなります。私はそれが嫌なので、基本的に成績はすぐにつけます。例えば総合の発表をしているとキーワードだけは必ずメモをしておいて、文面をある程度考えた型にその子だけの評価文を書き込んでいきます。体育では名簿を持ち歩き、毎回の時間で簡単に評価をしていきます。記憶が新しいうちに評価をしてしまうのです。これで学期末に焦ることはなくなりますし、余裕が出ます。

〇常にメモをポケットに入れておく
 これは本当におススメです。私はいつも小さなメモ帳をポケットに入れています。子どもの良かったことをメモしておくこともあれば、A評価に値する子どもの名前をメモしておくこともあります。また、思いついたアイデアを書き残しておくこともあります。自分の記憶から忘れ去られる前に書き残しておくのです。これが、仕事の「あれってどうだったっけ?」を無くすとっておきの仕事術だと考えています。

④終わりに

 人によって仕事の仕事は様々です。当然「合う・合わない」もあるわけです。そんなたくさんある仕事に関する技の中から自分にあったベストな1つを選ぶ力やそれをアレンジする力が大切です。自分だけの仕事術が身につくようにがんばっていきましょう!


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