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ピントも構図も自由

 打ち上げ花火の写真というと下の写真のような感じが定番ですよね

 下の写真では、望遠レンズで大胆に打ち上げ花火によって、ピントを大きく外しています。夜空の黒と花火の赤のコントラストが面白い写真になっていると思います。

 下の写真は、同じ望遠レンズですが、絞りを開放にして、よりボカして玉ボケの形の面白さを出そうとしています。

 下の写真は、さらにシャッテースピードを遅くして花火の火花が、下へ流れていく動きを表現してみました。

 下の写真の様に、シャッタースピードを遅めに調節すると、花火が拡がってく様子が撮れます。ピントをボケさせているせいで、よりお花の様な表現が出来ていると思っています。

 下の写真は、チリチリチリと不規則に拡がる花火をピンボケでとしました。面白い画が撮れました。

 下の写真は、画面いっぱいのカラフルな花火を捉えていますが、ピントは大きく外しています。彩度もあげているので、絵画のような写真になったと思います。

 下の写真は、ピントは合っていますし、シャッタースピードでも極端なことはしていません。
 ただ、花火で画面いっぱいに埋め尽くしました。

 写真では、こうするとこう写る。ピントや構図はこんなのがいい、シャッタースピードでブレたり、止まったり、いろいろ技術的にはありますが、撮影者の意図や見たいモノ見せたいモノによって、表現は当然変わります。
 適正露出で、ピントがビシッと合っていて、構図も安定している。そんなお手本みたいな写真がいつもいいとは限りません。
 見せたモノがどんなモノで、どう見せたいのか?その表現はあなただけのモノです。正解は無いと思います。つまり、自由です。
 マニュアル設定などで、いろいろ試行錯誤してみるといいと思います。その方がきっと楽しいと思います。

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