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《父から息子と娘に伝えたい、88の人生の教訓》その5(まず与える)

《父から息子と娘に伝えたい、88の人生の教訓》

その5(まず与える)


1976年、2歳、神奈川県横須賀市


近所に、1歳か2歳年上の友達がいた。長男でまだ兄弟がいなかった僕は、いつもその友達の後を追いかけて一緒に遊んでもらっていたそうだ。僕が気に入っている脚で蹴って進む自動車のおもちゃ(三輪車に乗れるようになる前に乗るやつ)を取られていつも泣いていたとのこと。


たぶん友達は、ちょっと借りるつもりが、楽しいからついつい長く借りてしまっていた、という感じだろう。もしかしたら、ちょっと返さないだけで泣いている僕が面白かったのかもしれない。ただ、まだ言葉のコミュニケーションができないので、僕は完全に盗まれた、と思い母親に泣きついていた。でも、次の日にはやっぱり遊んでもらいたいから、その友達の家に懲りずに遊びに行く。


教訓5

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