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《父から息子と娘に伝えたい、88の人生の教訓》その8(ワクワクすること)

父から息子と娘に伝えたい、88の人生の教訓

その8(ワクワクすること)


1978年、4歳、神奈川県横浜市金沢区

人生初の引っ越し。
3年間半育った横須賀市久里浜から、横浜市金沢区に引っ越した。
親戚のおじさんが運転するトラックの荷台に乗って、僕と引っ越しを手伝いに来ていた父方の祖母と一緒に、久里浜から金沢区へ移動した。うちには車が無かったので、両親と妹は、電車で移動した。
住む場所が変わる理由など考えることもなく、ただトラックの荷台の上で、ワクワクしていたことを覚えている。

新しい家から徒歩1分の場所に、大きな公園があった。
大きな遊水池に隣接したその公園は、町の中でも1.2位を争う大きさで、あらゆる年齢層の子ども達や大人が集まる場所だった。
砂場、ブランコ、滑り台、ジャングルジム、大グラウンド、小グラウンド、遊歩道。

ルール通り遊ぶ子にも、イタズラする子にも、全てが格好の遊び場だ。
小学校から地域のサッカークラブに入り、毎週日曜日、1.2.3年生が混合で、この公園で練習した。
少年野球チームも、この公園のグラウンドで練習していた。
見かけない子どもがいると、後の新学期に同じクラスになる転入生だったりした。
夕暮れ過ぎまで遊んでいると、近所のおじさんが、遅いから帰れ〜!と注意をしに来たが、一緒になって鬼ごっこになったりもした。
とりあえずこの公園に行けば、誰か友達がいたし、いつの間にか上級生とも混じって遊んでいた。
幼少時は、この公園がコミュニティの全てだった。



教訓8

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