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大滝詠一「EACH TIME」、40年の時を超えて幻のジャケットデザイン公開。

大滝詠一が1984年に発表したアルバム「EACH TIME」の幻のジャケットデザインが公開された。

流れ落ちる滝をモチーフにしたイラストは、イラストレーター河田久雄がオリジナル盤制作の際に、最初に提案したもの。製品に採用されることなく、このたび40年の時を超えて公開されることとなった。

なおこのビジュアルは、3月21日発売の「EACH TIME」40周年記念盤のボックスセット「EACH TIME VOX」に同梱されるブックレットの表紙に使用される。

表紙の公開に合わせて、ブックレットの内容も明らかに。72ページにおよぶブックレットには、大滝が生前にアルバムについて語った貴重なロングインタビューや、1984年当時の時代背景、歴代「EACH TIME」の音像の変遷、歌詞についての考察などの膨大なテキストに加え、大量のマスターテープや販売促進用グッズの貴重な写真が多数掲載される。

またボックスセットには、アルバム宣伝用に制作されたフリーペーパー「EACH TIMES」の全種類をまとめた冊子も同梱される。

これはレコード店などでプロモーション用に配布されたタブロイド紙のようなフリーペーパーで、1984年、2004年、2014年に合計7種類が発行された。

アルバム発売40周年を記念して全種類がコンパイルされることになり、こちらも非常に資料性が高い冊子に仕上がっている。


幻のジャケット。


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