「17歳のカルテ」を鑑賞す。テーマ曲『ダウンタウン』に涙する。
私は、双極性障害、統合失調症、さらに、人格障害を併発している精神障害者1級である。
この映画のヒロイン、ウィノナ・ライダーは、境界性人格障害・・・いわゆるボーダーというか、典型的なメンヘラで、親は困って専門の思春期の女の子ばかり入院している精神病院に入れる。
とにかく話の丁寧さとアンジー(アンジェリーナ・ジョリー)の演技力がすごかった!!
そしてすごく閉鎖的な空間とそこでの楽しみ方。
学校の楽しみ方と大人になった後の楽しみ方はぜんぜん違うように。
そして変わっていく主人公と変わらない周りの人々を映してより落差を出す。
本当に丁寧に間違いなく、
真剣に使った感じが伝わった。
消去法でストーリーを作って
濃い脚色はせずに、
でもデイジーのように深刻な状況を解決できず行き詰まり切る人物は出す。
シンプルな構成でした。
◆◇◆
入院患者みんなで歌う、当時流行っていたペトゥラ・クラークの「ダウンタウン」がいい。この曲を選んだことで、仲間同士の一体感のようなものを醸し出すのに成功していると思う。
ペトゥラ・クラークは30歳のときに、この「ダウンタウン」でデビュー。遅咲きの苦労人である。
苦労しているだけあって、歌唱力は見事だ。
トニー・ハッチの曲も素晴らしい。ゴージャスなアレンジも完璧だ。
エンディングのスタッフロールに、ペトゥラ・クラーク版の「ダウンタウン」が流れる。聞き惚れてしまう。
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