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【音楽】🎹大貫妙子と坂本龍一の共作『UTAU』。3週間、限定、劇場上映。

すばらしい映画だ。

『UTAU』は坂本龍一のインストゥルメンタル曲に大貫妙子が新たに詞を付けたり、坂本が歌っていた自作曲を大貫が歌ったり、大貫の定番曲を坂本が改めてピアノ伴奏に編曲し直したりという、二人の濃密な共同作業から誕生した作品。

スローなテンポの楽曲が並び、アルバム全体には凛とした空気感がみなぎっているのが特徴だ。

公演のオープニング「TANGO」から、そんな独特のテンションがステージ上に張り巡っていく。大貫のクリアーな歌唱がスクリーン上に定位する様は実に生々しくて吸い込まれるよう。そうした透徹とした空気感漂う演奏と、曲間の二人のウィットに富んだMCのギャップも一興だ。

中盤、坂本のソロピアノ演奏が7曲ほど続き、その儚くも耽美な調べにも引き込まれた。特に後半の「The ShelteringSky」と「Aqua」の連なりには、様々なシーンが浮かんできて完全にやられた。


出会ったころの、教授とター坊。


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