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「ウルトラマン」スペシウム光線手掛けた飯塚定雄さん死去。88歳。

円谷特技プロダクション時代から、中野稔さんと一緒に、ウルトラマン、ウルトラセブンなどの「光線」「オープニングの切り絵」などで活躍された飯塚さんがお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

アニメ特撮アーカイブ機構は30日、公式サイトで、特撮作品などで活躍した光学合成技師・飯塚定雄(いいづか・さだお)さんが誤嚥性肺炎のため死去したことを伝えた。88歳。

訃報を受け、「円谷プロダクション」や「小学館」が発行する月刊ヒーロー雑誌「てれびくん」が追悼した。  

飯塚さんは1934年に東京で生まれ、高校時代に洋画家の東郷青児に絵画を学びながら、東宝撮影所のアルバイトとして「ゴジラ」(1954)から「空の大怪獣ラドン」(1956)まで様々な映画の美術助手を担当。1957年ごろ、円谷英二氏に光学作画の担当を任され、

その後は東宝特撮作品の隆盛を支えた。円谷プロでは「ウルトラマン」(1966)のスペシウム光線など多数の仕事をこなして光学作画の第一人者に。

円谷英二氏の死後に、デン・フィルム・エフェクトを設立し、2015年には長年にわたって光学合成に従事した功績から「平成27年度 文化庁映画賞 映画功労部門」を受賞。近年では「シン・ウルトラマン」(2022)で光学作画を担当した。


82歳の飯塚さん。

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