コロッケより気になる記事5つ

私は、コロッケが大好きです。なので、お肉屋さんやスーパーの惣菜コーナーに行くとコロッケが気になって仕方ありません。noteを読んでいて、そんなコロッケより気になる記事を見つけたので、5つまとめてお届けしたいと思います。

1 ルミさん 「(ゆる遍)四国八十八箇所霊場を巡る旅」シリーズ

ルミさんが、四国八十八箇所霊場をゆるくお遍路するnoteです。お遍路というと、白衣に菅笠で金剛杖という杖を突いて歩くイメージがありますが、ルミさんのアイコンを見ると、おやおや、麦わら帽子を被っておられるではないですか。麦わら帽子に菅笠、いったいどうするのでしょう。お聞きしたところ、ろうそく、線香、般若心経を書いた冊子くらいを持ってのお遍路とのこと。ここらあたりが、ゆるいお遍路旅、「ゆる遍」の由来なのかなと思いました。ところで、みなさん、「ジンゾク」って、ご存知ですか?小さなお魚で、から揚げにすると美味しいそうです。どれだけ小さいかはこの記事でご覧いただけますよ。そんなご当地の美味しさにも出会える楽しい旅の連作noteです。ルミさんは、今ごろ十番札所辺りを巡っておられるはずなんですが、どこを歩いておられるのでしょう。気になります。

2 椿-TSUBAKIさん 「#中山さん」シリーズ

上司で妻がいる中山さんに思いを寄せるさやか。そんな中山さんとさやかの密かな恋の物語で、今回の「飛び込む勇気」は、シリーズ27作目に当たります。さやかの誕生日は土曜日の今日、中山さんと誕生日をともにできるはずでした。そこに中山さんへの急な出張命令。中山さんは岐阜へと飛びます。しかし、さやかは諦めません。中山さんの後を追い、今、岐阜に向けた新幹線の中にいます。中山さんに出張命令が出たのが「#19背中を押す手」によると、今週の月曜日なんですが、投稿されたのが、なんと、前年の6月20日!!!。物語が遅々として進まないのです。そのあたりのことを作者である椿さんは、

実はちょっと永遠に終わらなくてもいいとまで思っています。だって終わるのが寂しいから。私自身が中山さんが好きだから。それほどこの小説は私にとって大切な存在になっています。あ、でもちゃんと終わらせますよ。

とおっしゃっています。素敵な物語、私も永遠に終わってほしくないです。でも、さやかの乗った新幹線、今ごろ、どこを走っているのか気になります。

3 クリオネさん 「私と京成電鉄」

私は、関西に住んでいます。なので、京成電鉄に乗ったことありません。このnoteを読んだときほど、京成電鉄に乗ったことがないのを悔やんだことはありませんでした。京成上野から成田まで沿線や車内の情景を描いたエッセイなんですが、そのリズム感、押してくる感じが半端ではありません。コメントでは、ふみぐら社さんが「すごいバイブス!!」と表現されていました。あー、「青砥」が気になります。

4 坂るいすさん 「便意、お察しします」

個人的には、どうして「おすすめ」されないのかと思った名作です。なんでって、ひとの痛みがわかるからです。就活中の女子大生が便秘で倒れたのを、便意を察する超能力を持った僕が助ける物語なんですが、最初は笑って読みました。でも、次作「乳首を捻り上げながら読む記事【1】」を読み、もしやして、ひとの痛みがテーマなんじゃないかなと思って読み返してみると、女子大生の就活の苦しみと便秘の苦しみがみごとにリンクしていることに気づきました。名作だ。

坂さんは、「乳首を捻り上げながら読む記事【1】」の中で言います。

どうも痛さが分からない、という人は、乳首に洗濯バサミを挟んで、胸をグーで殴りながらでも構わない。

痛いよ、坂さん。リクスーの女子大生を見ると便意が気になります。

5 よもぎとおまゆのもたレディオ通信

毎回、note界の著名人をゲストに迎えた楽しいトークや募集テーマを決めたおたより紹介など、note一般ユーザーによる 「何かにもたれながらリラックスして聴ける」がコンセプトのゆるぅいラジオです。note界の著名人って、文豪りんごさん、あゆみさん、Kojiさん、ちゃこさん、はるさん、ピロリさんが今までゲストで出演されていますよ。でも、私には悩みがあります。このラジオ、最後まで聴けないんです。ラジオのDJをやっておられるおまゆさん、私、大ファンなんですが、おまゆさんの声を聴くとどうしても眠ってしまいます。それほど、心地よい声なんです。なので、どなたか最後まで聴いて私に教えていただけませんか。続きが気になります。

(おわり)

*この記事は【共同マガジン】これが私のイチオシnoteだ!寄稿作品です。
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