淡い期待①
クライミングパンツの
裾上げをしようとミシンを出した
そのミシンには
ワンタッチで針の穴に
糸を通す装置が付いていて
使い方が分からないないので
妻に聞いてみると
「どれどれ」とミシンの前に座る
あわよくばそのまま
裾上げをしてくれないかと
淡い期待もした
「あれっ?なんか違うな」
立ち上がった妻は取説を僕に手渡し
「ワタシミシンキライナノヨ」
そして妻は韓国ドラマを観始めた
僕はどんなに淡かったとしても
期待してしまった事を大きく後悔した
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