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お茶の町、島根県松江に来ています。

お茶に縁の深い街といえば京都と金沢ですが、島根県松江市もお茶文化が根付いてご家庭でさらさらと抹茶を立てていただく習慣があると聞きました。
そういえば江戸時代の大名、松平不昧公は松江藩の殿様ですし、茶道具を買い集めて大コレクションを作り上げた天才茶人。
これは一度いっておかなければと思い、旅行リストに
「松江」
と書き足しておいたのです。

そして、ちょうどいいタイミングでJALのエアチケットがバーゲンセール、50%オフで購入できるので、思い切って遊びに来たというわけです。
ちょうどNHKの朝のドラマで、松江にゆかりのある小泉せつさんが主人公になることですし、松江訪問はタイムリー。
こういう時は後先考えずに予定を入れてしまうに限ります。
アントニオ猪木も
「行けばわかるさ」
と行っていたし!

しかし、連休明けの火曜日は振替休日で休館している施設が多く、わたしは今、来たのにすることがありません…。
どういうことなんだ。
早々と投宿して、温泉に入って羊羹をつまんでいる次第です。

そういうわけで、特筆すべき旅行記はありませんが、出雲大社で絵馬を奉納して娘の良縁を祈願できたので、はるばる訪れた甲斐がありました。
出雲は
「雲が出づ」
と記すだけあって、ひらけた平地の向こうに山々が折り重なり、霧が立ちのぼって雲になっている国でした。
出雲の和菓子は素朴なのもなんだか納得です。

地元のスーパーでご当地の和菓子を探していたら、面白いものを見つけました。

自宅でお茶を立てる習慣があるのも納得、お茶コーナーに見たことのない銘柄の抹茶がありました。
しかも懐紙と茶筅も並んで売られていて、お茶文化の町と呼ばれるだけのことはあります。
地元の人が利用するスーパーには面白い発見がありますね。観光客向けの土産屋だけでは見えないこともあるなあと思いました。

追記
出雲大社で引いたおみくじのお告げは、
「人の口車に乗せられないよう自重せよ」
でした。

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