見出し画像

夏の自由研究:ARTドラフトのすすめ

フォーゴトンレルム探訪と過ごしたこの夏、あっという間に残りわずかとなってきました。夏のドラフトライフ、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
ストリクスヘイヴンでの学園生活の恋しさから、ダンジョン社会は最初はなかなか受け入れられなかったものの、散々負け散らかしているうちに段々と馴染んできて、ダンジョン探索も楽しくなってきたものです。白黒大好き。

早速ですが、この記事の内容としては、ざっくり以下の通りです。
・MTGアリーナの闇に挑みます。
・総評やカード評価はありません。
・誰でもできますが、初心者向けではありません。

さてさて、何度もドラフトをやっていると、たまにはこんなレア満載なデッキも作ることができて大満足!
さすがにこれだけレアが入っていれば、何をやっても勝つ状態。ちゃんと除去もあるしね。あっという間に7勝するに決まってる!

画像4

やらなくてもわかるわ!さすがに!





・・・・・





・・・・・





どぉぉぉん・・・・・・

画像2




どぉぉぉん・・・・・・

画像3




ずどぉぉぉん・・・・・・

画像1


は? 最後はドリッズトをパクリファイスされて死んだが?


どうして終わっちまったんだ。

どうして・・・(現場猫の絵)

どうしてだよおおおぉ!!(藤原竜也)



という感じで、きっと皆さんもあるであろう、レア満載で、デッキは強いはずなのに全然勝たなかった経験。
土地事故といういつもの要素を差っ引いてもどうにもおかしい。
こういう時に限って、相手のデッキもボム満載で一瞬で轢かれたりします。


・・・こういう時に限って?


■気づき

気づきというか、ずっと思っていた、デッキ内容によるマッチング補正。
デッキが強い時ほど相手のデッキも強くてすぐ負けてしまい、デッキが弱いのになぜか7勝完走してしまうという現実。
かれこれ1年以上がっつりアリーナドラフトに取り組んでいて、ほとんど言葉にはしてこなかったものの、これはもう印象だけではないはず。自分のデッキが強い時は強い相手当ててるよね?
アリーナ君、やってんな?


■研究テーマ

ドラフトのピック中にもサジェスト機能がある通り、アリーナ君が点数表を持っているのは間違いなさそうです。デッキ内のカードの点数合計によって対戦相手を選んでいるんじゃないかと思い至るわけです。
ざっくり肌感として思うところでは、やっぱり大きくはレアの枚数によって決まっているんじゃないかということ。

じゃあ、点数下げたらどうなるんじゃ?
強くない相手に当ててくれるんか?
おぉん?!
というのが今回の研究テーマです。

■点数の下げ方:ART

A・・・あえて
R・・・レア
T・・・とらない

たったこれだけ。何も難しくはないでしょう?

《西門の門番》?
《無私のパラディン、ナダール》?
《ギルドの重鎮、ザナサー》?
感情を昂らせるのはおやめなさい。
彼らはあなたを試しているのです。
この誘惑に打ち勝てば、負けの輪廻から解脱できるのです。(新興宗教)

■初陣

画像5

やってしまいました。
この白黒で7-1してしまいました。
おっかしーな、1-3くらいですぐ終わって、さすがにそんなわけないやろガハハで終わるはずだったのに。これじゃやめられないじゃん。

そして何より8戦通して、

相手が「ちゃんと弱かった」

初戦こそ《年老いた骨齧り》が突如降ってきて補正ないやんけ!と叫びながら負けたものの、そのあとがまあ何のボムもなく。コモン同士でキャッキャウフフとお戯れながら、こちらだけ探索でアドを稼いでダンジョンから連れてきたゴブリンやアトロバルのアニキで蹂躙させていただきました。
ほとんどの相手が環境最弱色といわれる青がらみのデッキだったということからもお察しでしょう。

■その後、結果

開始は8月後半、8月24日にはランクリセットがあったりと、研究にはちょっと微妙なタイミングもありました。(リセット前はランクキープ勢が増えてプレイヤーが減る、やってる人はランク上りたいので強いデッキで臨んでいる可能性が高い)
どのくらい影響しているかわかりませんが、とにかく対戦結果を振り返ってみましょう。

画像6

いつの間にか結構やっていて111戦、約56%の勝率で、思ったより勝率がよい結果となってしまいました…!
というか、普段と比べても上回っていてかなりいいぞ?

~ざっくり結果まとめ~
・自分より上のランクにまったくあたらず
・7勝3回できた!
・弱いもの同士、グダる展開も多い
・相手にレアが入っていることはありまぁす!(当たり前)

1つ目の自分以下のランクと当たる点についてはほぼ確信を得ることとなりました。プラチナ帯でやっていましたが、ダイヤ・ミシックと当たることは皆無。プラチナ4ではゴールド以下に当たり続けることも多数ありました。

劇的に勝ちまくる!なんてことはなかったですが、これは結構悪くないんじゃないでしょうか!?
なんだかうまくいかなかったとき、世界線をずらしていく、そんなことができるんじゃないかという結論でした。

俺より弱いやつに会いに行く

■今後

今回レアを抜いたらどうなるのかというのはやりました。
じゃあこうなると、レアを入れたらどうなるのか、というのを試さないわけにはいきません。
とはいえフォーゴトンレルムはもうコンプしてしまって、ジェムにしかならないというのはいささかもったいない気持ちのほうが勝ってしまいます。
なのでここは新環境。イニストラードで試したいと思います。
見たレアは全部取って全部デッキに入れる。これしかない。
絶対すぐ負けるけど、レアっていうお土産があれば傷つきすぎずに済むはずだよね…?
相手のデッキも滅茶苦茶強いはずなので、音速で 0 - 3 を決められた分だけ成功ということになります。時間効率良い!

■おわりに

最後までお読みいただいた方、ありがとうございます。
今回は何を書こうかというところで、8月中旬から砂場(アモンケット)→トイザらス(カラデシュ)→サファリパーク(イコリア)の夏の大ドラフトツアーが楽しすぎて、フォーゴトンレルムのことはすっかり忘れている間に環境末期になってしまいました。
あと2週間でイニストラードがやってきますが、それまではARTドラフトに取り組んでいこうかなと思っています。サイドボードにレアがある場合はどうなるかなど、やってみたいことはまだまだあります。

と書いていたところで、キューブドラフトが始まりました!
履修・講義が多数収録されていて、ストリクスヘイヴンでやりまくったサムドラフトが実現できそうです!
https://note.com/youknow0309/n/nb8a861bdfd3a
そして今度は多色にすると相手が弱くなる説が浮上してきました(笑)
イニストラードまではキューブで多色で遊ぶことになりそうです!

Twitchでドラフト配信していますので、良ければ遊びに来てください^^
https://www.twitch.tv/youknow0309

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?