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死ぬまでに一度は行きたい!秘密の泡盛専門Bar【泡盛倉庫】in沖縄

入店してまず目に入るのは、壁一面に並ぶ泡盛。

「ちょっと泡盛、苦手」「泡盛って飲んだことない」という方にこそ、訪れてもらいたいお店です。

泡盛倉庫HPより引用

沖縄好きな方であれば、「泡盛」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。
しかし、イメージとしてはどうですか?

「キツそう」「飲みにくい」
そんな声をよく耳にしますし、ぼくもそう思っていました。

ちょっと敬遠されがちな泡盛のイメージを変えてくれる、とってもステキなお店をご紹介。
県内外からリピーター続出!知る人ぞ知る、会員制のバー「泡盛倉庫」。

会員制と聞くと、敷居が上がりそうですがご安心を。どなたでも入店できる方法があるので、少しでも気になる方は要チェックです。


「泡盛」って?


日本の税法上は「焼酎」の分類です。大きな特徴は、タイ米と黒麹菌で製造されていること。
令和3年時点、沖縄県内44の酒蔵が製造しています。

かつて琉球王朝時代には王様が飲んだり、諸外国の訪問客をもてなしたといわれています。

その歴史、なんと、600年!


次第に大衆化され、一般島民が愛飲するようになりました。

製造から3年以上熟成すると「古酒」として価値が上がります。ビンテージものは100年も200年も大切に育てることもできる、世界でもめずらしいお酒です。

しかし、沖縄戦で100年を超える古酒はほぼ消滅。
2023年で戦後78年。
これから長年の古酒が増えるほど沖縄が平和な証拠であるため、泡盛は平和の象徴といえます。

注ぐときに、泡を盛るから「泡盛」と名付けられたという説も。

会員制システムと入店の方法

会員費は登録費2万円(2023年度現在)。
更新不要の永久会員。
店内の泡盛をすべて原価で1杯からいただける(1杯50円〜)。
入店方法は指の静脈認証という、会員の特権も。

堅苦しい雰囲気は一切なく、オーナーさんもお客さんも和気あいあいと一緒に泡盛を楽しめるのが泡盛倉庫の特徴です。

初回はだれでも入店できる

・店舗へ直接予約で「初回お試し」とお伝えください。
一人でも多くの方に泡盛を楽しんでもらいたいというオーナーさんの意向で、非会員の方でも一回限りのお試し入店ができます。

そこで泡盛に魅了された人が泡盛倉庫の会員となり、県内外からの多くのリピーターが訪れています。

琉球王朝時代の「宮廷料理」をいただきます。

沖縄県は昔、琉球王朝という独立国家でした。アジアの貿易拠点として、近隣諸外国から多くの商人が訪れたと言われています。

そのおもてなしの一つが、泡盛であり、宮廷料理だったという歴史があります。タイムスリップしたような感覚で、泡盛本来の楽しみ方を体験することができます。

そして、泡盛と宮廷料理の「ペアリング」を楽しめちゃうんです。
単品、6000円コース(三日前までに要予約)が選べます。

食べたいもの、飲みたいものに合う組み合わせを相談しながら、いただきます!

宮廷料理「ミヌダル」


だしと塩だけで味付けされたゴーヤーチャンプルー


思わず泡盛が好きになっちゃう

ここに来れば、「きつい」泡盛のイメージが180度変わること間違いなし!

琉球から沖縄についての歴史や文化についても、店員さんがお話してくれます。
「王朝時代の王様、女王様になったつもりでお楽しみください」と出される泡盛は、とても特別なお酒に見えてきます。

800種類もあるメニューの中から銘柄、割り方、お料理との相性などを相談しながら、だれでも美味しく泡盛を飲めるように案内してくれます。

「ここの離島が好きなんです」とか、「ふだんは日本酒を飲むんですけど」なんてリクエストでも、その人に合わせた泡盛をセレクトしてくれます。

たんかんとパッションフルーツのサングリア。爽やかでとても飲みやすい

そしてなんと、ノンアルコールの泡盛もあるんです!お酒が苦手な方でも泡盛を楽しめる、数少ないお店です。

泡盛に少しでも興味のある方は、ぜひ一度訪れてみてください。

アクセス

〒900-0033 沖縄県那覇市久米2丁目8−14 久米8番館 4階
📞098-869-0808
ゆいレール「旭橋」駅から徒歩5分
定休:日曜
営業:18:00〜24:00(L.O.23:00)
事前の予約をオススメします。


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