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サンタクロースを信じていた件

今日の朝、

枕元に、

プレゼントが、

なかった。

サンタクロースは今年も来なかった。

もう大人だから仕方ないか。

我が家では、私が小6の時のクリスマスを最後にサンタクロースは姿を消した。

弟の元にも同じ時から来なくなったから、お姉ちゃんだけ多く来ててずるいと文句を言っていたのが懐かしい。

私は、サンタクロースが姿を消すまで、最後まで、サンタクロースを信じていた。

周りの友達から「家でプレゼントのレシート見つけちゃったんだよね」とか「プレゼントが隠されているのを見つけてしまった」とかサンタクロースの中の人の存在をほのめかれても内心ではサンタクロースは存在すると信じていた。

だって、サンタクロースが家に来たから。

私が3歳の時だ。私の家にサンタクロースが現れた。

証拠写真がこちら。

いかにもサンタクロース。3歳の子供が信じないわけがない。

しかもちゃんとクリスマスイブに来ている。

疑うことを知らない時期に出会ってしまったものだから、ずっと、信じていた。

サンタクロースの中の人にしてやられた。今考えれば、色々思うところはある。

まず我が家には煙突がない。どうやって入って来れるのか。笑

サンタクロースは毎回手紙を添えてくれたのだが、文字のフォントが中の人が私の名前シールを作る時に使うなど、よく使っていたものだった。

あとは、私がねだらなかったせいか、私のプレゼントはだいたい思っているものと違っていた。今思えば、おそらく手芸好きな中の人のセンスだ。何か創作する系のものが多かった。

「もう来年から中学生なのでサンタがくるのは今年で最後です」という感じの手紙をプレゼントに添えて次の年から姿を消したサンタクロース。

今でもクリスマスの朝はプレゼントあったらいいなという期待を込めて

確認してしまう😂

でももうもらう側ではない。

10年後くらいには今度は私が中の人となり、

純粋無垢な子供にサンタクロースを信じ込ませたい。

ps.本物だと信じていたサンタクロースの正体は出張サンタをやっていた近所のおじさんなのでした。

おわり。

(※アメブロから移行させたので、実際にこれを書いたのは2017年12月25日です。)

私の将来のささやかな夢は愛のあるほっこりエッセイ本を出すことです。サポートしていただいたお金はエッセイ本を作るための費用にあてさせていただきます。