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当たり前にできる奴が1番強い

中学生の頃当たり前に遅刻する奴やタバコ、酒を体験する奴が、ちょっとだけかっこいいと思ってた。

今となってはかっこいいも何もないが、当時は少し憧れがあった。
だけど、自分は行わなかった。いや、正確に言うと出来なかった。
行動に起こすだけの勇気が自分にはなかった。

中学生なんて目立つ者がカッコよく見えるんだからしょうがない。

顧問の先生が、よく言っていた言葉がある。

「当たり前のことを当たり前にできる奴がカッコいい」

大人になってみてその言葉の意味が身に染みて実感する。
目立つ奴は良くも悪くも人生に波がある。
一方、当たり前のことを当たり前にできる奴は一定の範囲で人生を送る。
意外と当たり前のことができない人が多いから、当たり前のことをしっかりとやっているだけで、+αにはならないが、及第点くらいには及ぶ。

当たり前のことを当たり前にできる奴は地味だと思われがちだ。
波がないから掴みどころもあまりない。
だけど一定のパフォーマンスを出せるってことがすごいことじゃないか。
相手からしたら計算ができることがどれだけ頼もしいことか。

そして、人は波が大きい人生を歩む人と一定の範囲で人生を歩む人の2種類いる。
残念なことに大人になってから人生の歩み方をかえることはできない。

ちなみに僕は後者だ。
地味だ。あまり目立ちもしない。
だけどカッコいい人生を歩みたい。
そして、自分には飛び道具はないけど、気づいたらそこそこの価値発揮ができている瞬間がある。

どうしてか?

当たり前のことを当たり前にできるという武器があるからだ。

ウサギと亀だって、最後は亀が勝つ。
要はコツコツ当たり前に誰でもできることをサボらず行うことができれば、飛び道具を持っている奴にも勝てる可能性があるということだ。

だから地味な自分だって誇ればいい。誇れるんだ。
また明日から当たり前のことをコツコツやってこうぜ。

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