僕はどうせ 馬鹿にされる為に生きている様なもんだから

どうせ 無理なんだ。

僕は ずっと 人生に期待を持っちゃいけない。

そう自分に言い聞かせて 生きてきたんだ。

子供の時だって、お母さんがサンタクロースがいるっていうから、欲しいプレゼントを書いた紙を靴下に入れて、それを部屋につるして待っていたんだ。そうしたら、お父さんの工場が年末になって大変なことになってしまって、クリスマスどころじゃなくなってしまった。
小学校の時も 遠足で なぜか迷子になってみんなに笑われるし。
中学校の時も、水泳で飛び込んだから 海パンが脱げそうになって笑いもの。
高校のバスケットボール部も、高校3年生になってやっとレギュラーになれると思ったら、転校生が来て そいつがレギュラーになってしまった。

僕はどうせ 馬鹿にされる為に生きている様なもんだから・・・

大学の時だって、一生懸命授業にでている僕より、ろくに学校に来てなかった友達の方が成績が良かった。
就職だって 結局 そいつらの方がいいとこ就職して。

なんだってそうだよ。

僕は 期待すると いつも 最後は裏切られるんだ。

だから、僕は 人生に期待するのはもう止めようって

心に決めて生きてきたんだ。

僕は 気が付くと すぐにいじける性格になっていた。

いつだって 暗い気持ちで、どこか自分に自信が持てない。 

僕は 孤独をかみしめていた。


そんな僕の事を

「何だか心が落ち着くの。」

「だから逢いたくなるの。」っていう女性が現れた。

僕が会っている時に転んでも、

「大丈夫?」って言ってくれるんだ。

食事中にビールをこぼしても、濡れた僕のシャツを

ハンカチで拭いてくれるんだ。

僕にはもったいない とても綺麗な人。


『自分に自信が持てないの。私ブスだから。』

とても綺麗なのに、彼女は僕にそう言うんだ。

「そんなことないんじゃないですか、、あなたはとても綺麗ですよ、、すごく魅力的ですよ。」

僕は、自信を持って彼女を勇気づけることができる。


春  

4月のある日曜日の僕の日記より  


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