見出し画像

み、見本誌が届きました!(文学フリマ東京37)

ちょ古っ都製本工房さんに注文していたZINEの見本が届きました。

どなたかのいつぞやの何かしらの参考になればと、今回注文した内容とかかった金額を以下に記しておきます。

表紙の色:ゆき(レザック)
表紙の種類・印刷:レザック・175kg(フルカラー印刷)★
本文:書籍用紙90kg(淡クリームキンマリ)
本文印刷:モノクロ印刷(スタンダード)
コース:10営業日コース
オプション加工: 表紙・PP加工(マットPP)
印刷部数:1冊
本文のページ数:104ページ
本文のカラーページ数(混在時):0
製本方法:くるみ製本
とじ方:左とじ
サイズ:B6
入稿方法:PDFデータ入稿:メール添付(5MBまで)
納期コース:10営業日

以上の内容で送料込みの1,090円でした(振込手数料は別途自分負担)。

肝心の出来はというと…

良い!

非常に良い!!! 工房さんに感謝です。

中身はというと予想通りレイアウトミスや誤字があったため赤ペンを入れ、改めて後日、本番データを入稿します。そんな作業も楽しい。

あっという間に来月に迫った文学フリマ37。公式サイトでWebカタログも公開されたので近くのブースの出店者情報や作品も拝見してみたところ、どれもこれも興味をそそる内容ばかり。早くもわくわくしてきました。

こんな本を販売します!
『つぶつぶ10年』
B6サイズ、104ページ、500円(税込)

 TwitterがXになり、アカウントや履歴が消えてしまうとの噂や憶測が飛び交った今年。ひとまず履歴をすべてダウンロードして、(そういえば10年Twitterをやってきたのだ)と気づいた。一つひとつは小さい粒のようなものでも、期間ごとに区切ってまとめて見ると自分という存在のちょっとした変遷が読み解けるかもしれない。そんな風に考え、せっかくなら10年間のダイジェストを作っちゃうか、とZINEにした。

「2013年6月20日 喉乾いたのに冷蔵庫の中にトリスしかなかった」

「2015年11月6日 中学生の頃カッター持って追いかけてきた同級生が、今では立派に2児の母親。」

「2017年2月28日 新しいコピー機の仕様が分からなくて白紙の面を読み取らせてしまい、ただのホカホカなA4用紙を20枚量産してしまった本日のお昼下がり」

「2019年4月13日 iPhoneでメールの返信してて、ご返信ありがとうございますって打ったつもりがフリックミスでご乱心ありがとうございますになってた。危なすぎる」

「2021年2月11日 カプチーノ味のトリュフチョコレートとクリームチーズで限界ティラミスになります」

「2023年4月20日 チョコアイス食べた後に龍角散のど飴を舐めたら胃の中で天然チョコミントが生成されて自分の吐息がおいしかった」

 …ばかばかしい呟きばかりでただの自己満足の塊のような内容だが、お菓子をつまむ感覚で楽しんでいただけたなら幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?