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あさっての準備物(文学フリマ東京36)

(もう後には引けないな)
もちろん注文確定した時点ですでに引くつもりはなかったが、それでもやはり100冊の自作エッセイ本が入った段ボール箱を目の当たりにして真っ先に浮かんだのは上の言葉だった。

ついに完成品が到着

もう明後日である。すぐに変動することで有名なiPhoneの天気予報を見ると当日の最高気温は27度だそうだ。過酷である。

私はなににおいても事前にある程度シミュレーションしておかないと必ず詰めの甘さというマイナススキルを発揮してしまうので、今日は文学フリマ東京36までに何を準備すべきなのか、整理しておこうと思う。

当日食べるもの

まず大事なのは食料だ。どうやら会場はかなり混むようで、いちいち食べ物を買いに行ったり外食しに行くような余裕はないらしい。パンやおにぎりといった軽食やちょちょいつまめるお菓子がほしいところ。熱中症予防のため飲み物も複数用意しておくのが妥当だろう。あと意外と忘れがちなウェットティッシュ。

無料配布物

こちらの記事で、購入くださった方には栞をプレゼントすると書いたが、100枚も作ったのでいくらかは無料配布物にしようかと考えている。しかしこれはもうさっそく詰めの甘さが出ていて、結構大切なブース情報を入れるのを忘れてしまった。これでは万が一、最後に思い出してもらえてもブースまで辿り着けないだろう。YoukanのブースはX-26です。

中途半端な情報量の栞

お釣り入れ

600円という中途半端な価格で販売するからにはお釣りを用意しないと詰むなと思い、1ヶ月ほど前からちまっちまちまちま100円玉を集めていた。物を買う時にはできるだけ千円冊を使うようにした。523円とかだと100円玉が4枚ももらえるので密かにうれしい。お釣りが500円以上だと必ず500円玉との組み合わせでお釣りが出されるので、1回の買い物で得られる最高額が400円なのだ。こんな地味な調整をしつつも、その一瞬一瞬も楽しかったりした。

ディスプレイ

肝心のディスプレイだ。とりあえず商品が見やすいようにブックスタンドを一つ購入、なにかしらの情報が書かれているチラシ3〜4枚、それらをテーブルの前側に貼るためのセロハンテープ、あと…うちわとか? デコレーション用のうちわにイラストと書籍情報を書いて手に持てば少しは目立つだろうか。にしても工作的な作業が多い(面倒臭い)な! ディスプレイまで凝れる方は本当にすごい。

お喋り

自分が書いたものに1ミリでも興味を持って下さる方とリアルで交流できるなんて普段できる経験ではないので、その機会を大切にしたい。初参加なのでどんな雰囲気なのか分からないが、ちょっとしたお喋りとかもできるのだろうか。ご本人がOKなら、一人ひとりとのやり取りを本当に簡潔に、後日noteに記していきたいなとも考えている。

例:一人目。遠くからしばし様子を伺った後、そっとやってきて「下さい」と声をかけてくれた。

いや、分からない…面白いのかどうかは…。それに、そんなに人が来てくれるかも本当に分からない。でも様子を見て、もし可能そうなら都度やりとりをメモしながら残してはおきたい。noteに書いてもいいかどうかは多分お聞きするので遠慮なくOKかNGか教えて下さい。これを読んで来てくださる方がどれくらいいるのか分からないけど…。

こんな感じだろうか。結局、テーブルの前側に貼るチラシにどんなことを書くんだいというところはまだ真っ白なことが懸念点ではある。まあ明日ね…明日しかないからね。なにかしら捻り出します。

こんな本を販売します!
『使いどころなさそうでややある話』
B6サイズ、122ページ、600円(税込)

9年半、ブログで書き溜めた雑記の中から個人的に気に入っているタイトルを冊子にしてみました。書き下ろしも1本加えています。「未来と地続きの今日」「された方は覚えてる」「カマトト」「実家のクリスマスツリー」「はじめての白髪」「料理はギャンブルだ」「ずぼらドミノ」…など36編のエッセイを収録しています。

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