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不調の理由をさがせ
週明け、とにかく朝から辛かった。昨日は朝10時に起きて夕方に整体へ行き買物をして帰宅、自炊してシャワーを浴びて23時には寝たのに、そのすべての行為が無化されたようで、起きがけの身体が、目が、頭がどんよりと重い。
できるだけ光を直視しないよう気をつけながらアラームの時間を大胆に30分遅らせる。しかし気がつくとそれが鳴っている。
寝ても寝ても疲れが取れない身体(もしくはメンタル由来?)。これから何十年も生きていくのに自分は大丈夫なのだろうか…と将来に思いを馳せて泣き顔になる。もういい、とりあえず今日は行きの電車でずっと寝るのだと決め、できるだけ目を開ききらないように注意して支度を済ませた。
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8時間労働は厳しい。出社の日は往復の移動で3時間ほどかかるため余計に疲労困憊である。今日もどうにか仕事を終えて帰りの電車で一息つきTwitterを開くと下の文面が目に入った。
令和ちゃんや。令和ちゃん。
動植物の環境適応というのはね。段階的に進むのです。先週20℃で今週17℃、次の週13℃でそのあと10℃ならいいの。
先週28℃今週10℃はね。雑草でも死ぬ。
@riku_kuga
ハッとする。これじゃんか。そうだそうだ、運動後の筋肉痛や寝不足による頭痛といった、原因を推理・特定しやすい不調とは違う。気温差や気圧など、自分の外部からじわじわ来る変化も不調の原因になることをすっかり忘れていた。
仕方のないことなのだ。無理をしなくていい。不調の理由が分かってホッとすると同時に、心地よい諦念により肩の力が抜けた。
「自分を甘やかすことが回復への第一歩」と捉え、スーパーで惣菜を数種類選ぶ。急いで帰宅。すぐさま部屋着に着替え、たっぷりの白米と惣菜をかきこむようにして食べる。
瞬間、「元気がみなぎる」という言葉が頭に浮かぶ。単純だが、実際に力強い血のめぐりを感じた。レバニラが良かったのか、白米がエネルギーをくれたのか(朝・昼ともにコンビニ飯だった)結局、お茶碗1杯半分の白米を平らげた。
不調には敏感な方がいい。できるだけすぐに原因をさがしたほうがいい。理由が判明するだけでも気持ちが楽になるし、変に自分を責めたり負い目を感じずに済む。
まだまだ気候が不安定な時期。しばらくは大袈裟なくらい自分を労わり労わり過ごしていこう。
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