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23)低身長さん向け、パンツの補正方法

ちょっとご無沙汰しちゃいましたが、元気にしています。
さて、今日はパンツの補正についてご紹介します!
パンツといってもインナーパンツではなく「ズボン」のことなのでお間違いなく。

パターンレーベル「イージーストレートパンツ」

自分サイズのパンツが作りたくて手作りする人も多いですよね♪
わたしも低身長(154cm)なのでその一人。
パンツの補正は型紙の段階でやると、とても簡単です。
それでは早速写真を見ながら解説していきます!

股下部分の補正方法

まずは一番簡単な股下部分(足の部分)の補正から。
今回は裾と膝で合計4cm短くしてみようと思います。
使用した型紙はパターンレーベルの「イージーストレートパンツ」
脇のラインはあとで引き直すので余白を残しておきます。

裾線と並行に2cmのラインを引きます
(この型紙の場合は最大2cmまでシルエットを損ねないで
丈の補正ができる検証がでできています)
折りたたんでマスキングテープで止めます
ずれた部分を赤ペンなどで引き直します
裾補正完了♪
ポイントは用紙の余白部分を切り離していないところです!
続いて膝部分の補正(ここも2cm)
この部分は2cm以上短くすることも可能です♪
折りたたんでテープで止め、
脇のラインを引き直します

前股上の補正方法

これで股下部分を4cm短くすることができました。
でも低身長の方は股下 またした(足の部分)だけではなく
股上またがみ (足の付け根からウエストまでの部分)も短くしたいですよね。
股上またがみ が短くなれば、ウエスト位置がおへその上になっちゃうこともなくなるんです。

股上の補正は股下のカーブやポケットがあるので慎重に!
あまり短くしすぎると股がくい込んできたり、座った時に背中が見えてしまうので最大でも1.5cmまでにしておくのが安心です。
今回は1cm短くしてみます。

ポケット下など、補正しやすそうなところに
裾線と並行にラインを引きます
その上に1cmの補正ラインも書き込みます
(裾から測るのは大変なので貼り合わせラインでOK)
股下の時と同様にテープで貼って
脇のラインを直します
前中心側も繋がり良く引き直します
カーブ定規があるときれいに引けますよ♪
全ての補正が終わったので脇の余白をカットします

型紙の切り抜きにはパッチワーク定規がおすすめです。
普通の定規よりも厚みはあるのでカッターの刃が引っかかりにくいです。
洋裁でよく使う7mmラインが入っているのが使いやすいポイント♪

「パッチワーク定規」

後ろ股上の補正方法

前パンツができたら後ろパンツの補正もお忘れなく!
後ろパンツも前パンツと同じ長さ分を短くします。

後ろパンツの補正(後ろ中心側)
真ん中の位置を繋がり良く引き直します
ポケット付け位置の補正も忘れずに!
ポケットの型紙を当てて目打ちで印をつけます
印の位置を目安に線を引き直します
全ての補正が終わったら余白を切り抜いて完成!

いかがだったでしょうか?
同じような写真がいっぱいで、
分かったような…
分からないような…
大丈夫、それで問題ありません!
実際にやる時に迷ったらまた見てくださいね。

あとがき

長い記事にお付き合いいただきありがとうございました。
書いている本人でさえ、集中力の限界です…
自分サイズのパンツを作ってみようかな〜と思った方はこちらから

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