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小さな自分なりの大義名分

挨拶


どうも。
2023年が始まり、早速の膨大な仕事量に面食らっている者です。
1年前の自分から見たら、嬉しいだろうなと感じます。

今日は、年始ということもあり、
毎年自分なりに考えていることについて綴ります。





問い


【あなたの自分なりの大義は何ですか?】

皆さんはこう聞かれた時に何と答えるだろうか。

20代で、社会人として、人間としてまだまだペーペーの自分が、
私なら、”自分の人生を本にした時に、読者に面白いと思ってもらうこと”
こう答えるだろう。

では、この人の人生は面白いと思ってもらう要素は何だろうか。
私の中では、いくつかの要素に分けられる。
わかりやすく整理するならば、

・自分の心に偽ることなく(how)
・人生全てを費やし(when)
・故郷と呼ぶにふさわしい土地を見つけ(where)
・誇れる仲間と大切な人を想い(who)
・多くの感動を作る(what)
・それは、自分だけの刺激的な人生を歩むために(why)

このような形になるだろう。
もちろん、上記の要素はまだ抽象的だが、
自分の中での具体化は済ましてある。


問い②


では、皆さんの大義はどうだろうか。

大義とは、オックスフォード辞書で、
”人がふみ行うべき最高の道義。特に、国家・君主に対してつくすべき道。”
と書かれている。


78年前の日本。
この頃の日本には、明確な大義があった。

お国のために、という言葉が今でも残っているように、
当時の日本人は死を覚悟し、国の勝利のために戦い続けた。

その後、敗戦したのちは、
戦後復興に向けて奮起し、世界に名を轟かす名企業を何社も輩出。
バブル景気と言われるほどまでに経済は活発化していった。

大義がある時の人間は恐ろしい力を発揮していたのだ。


では、現代ではどうだろうか。
30年前から給料は上がらない。
国は定年延長を要請し、
厚労省は副業を推奨する一方で、
企業はまだまだ副業禁止の会社も多い。
日本銀行は物価の上昇を図り、
金融庁は老後資金が必要だと訴え、投資を促すが、
財務省は税金を増やそうとしている。


それぞれの立場で大義があり、
多くの大義が混在する世の中になっているのではないだろうか。

小学生の時は、夏休みに膨大な宿題を課され、
ラスト1週間での地獄のような追い込みを経験した人は多いだろう。

よくよく考えてみると、この頃は楽だったように思う。
どのような夏休みを過ごしたとしても、
宿題を済ませ、学校に提出することが大義だったから。

しかし、現代は違う。
日本も小学生だった時代を抜け、成熟することで、
新たな時代に突入しているのだ。

これまでは与えられた宿題や仕事をこなしていれば、
国が掲げた大義に向かっていれば、大きな力を発揮できていたが、

これからは、自分なりの大義を見つけ、
自分なりの人生を歩まなければいけない。

漫然と生きているだけでは生き抜けない時代がそこまできている。


問い③


では、今一度聞きたい。
【あなたの自分なりの大義は何ですか?】

1年(365日)の8日間が過ぎようとしている。
もう1年の2%が経過されようとしているのだ。

まだ遅くはない。
2時間早く起き、今一度自分の人生の進むべき道を考えてみてほしい。
この2時間が1年後の自分を大きく変えると信じて。

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