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妊活と断食

今回は妊活と断食!以前勤めていた漢方薬局でも妊活のお客様はたくさんいらっしゃいました。女性の方は多かった。女性の方が意識は高いですよね。一緒に旦那さんと来店しても相談席でスマホいじったり上の空だったり(笑)まぁ仕方ないですよね、男性はなかなかイメージしにくい。しかも病院の検査結果が「正常」だったとしたらなおさら。しかし「正常」という数値だからカラダが正常だとは限らないのです。

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妊活中の方は、漢方をのむ、鍼をうつ、食事に気をつける、ヨガに通う、葉酸などのサプリをのむ、病院で検査し治療をする。などなど一生懸命努力されています。
しかし、、昔の人がこの光景をみたらびっくりするだろうな。
不妊もいまや現代病のひとつですね。
そんな妊活ですが、女性にも男性にもオススメなのが「断食」です!

戦後はなぜ子だくさん?

ます考えたいのは今の食事と昔の食事。
昔、例えば戦後の日本人は満足な食料がなく、みんながお腹を空かしていました。配給も少なかったようで、食べられるものはなんでも食べてました。
終戦が昭和20年ですが、それから2年後には「第一次ベビーブーム!」年間270万人も赤ちゃんが生まれました。
栄養も悪いし、環境も悪いのになぜ子沢山??って思いませんか。
ここがポイント。
人間ってもともと「飢え」に対応するシステムがすごいんです。
1日1食もまともに食べられない飢えが続くと、人間のカラダは「生きなければ!」「子孫を残さねば!」と命をつなぐためのサバイバルシステムが発動します。

サバイバルシステム発動!

このシステムが発動すると、たとえ最小限の栄養しか入ってこなくても、カラダはこれら微量の栄養を色々な方法で最大限活用し始めるのです!!!
例えばその辺に生えてる雑草であっても、生き延びるために必要な栄養素に変えていくのです。肉にも髪にも爪にもなります。タンパク質、ビタミン云々というレベルではないのです。
その証拠が戦後の子沢山。今より確実に食料不足で栄養不足。なのになぜポンポン子供ができる?それは、カラダに「必死に生きて自分の子孫を残そうという」というこのサバイバルシステムが備わっているから。

じゃあ逆に今の時代ってどうでしょう。

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いつでもどこでも美味しいもの(美味しくみせかけた添加物だらけの食品含む)が手にはいります。飽きるまでお腹いっぱい食べられます。
しかも私たちの内臓は四六時中、入ってきた食べ物や毒素の処理に追われ疲きっている。肉体労働もないから、もうカラダの中ぐだぐだのダブダブ。
こんな満たされた状態では、当然「子孫を残そう」というサバイバルシステムは発動しません。

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それに加え、たくさん食べる=栄養過多ではなく、惣菜、外食、コンビニ、冷凍食品など、ミネラルが乏しい食事を多くとれば栄養不足になります。
このような食事では、質のいい精子、質のいい卵子、赤ちゃんが育つふかふかの子宮は得られません。

「サバイバルモード」を発動させるために断食はおすすめ

飽食の時代に戦後のサバイバルモードを発動させることは、不通の生活をしていたらほぼ不可能ですよね。
しかし私たちには断食があります!
断食にはサバイバルモードを発動はもちろん、カラダに溜まった毒素の大掃除ができます。断食後はピカピカになります。そこへしっかり正しい栄養を入れていくことで、質のよい精子、卵子、子宮がつくりやすくなります。
どうでしょう、イメージできますか?

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もちろんそれぞれの体調に合わせての断食になりますし、妊娠している方、妊娠の可能性がある方は控えていただいてます。極度の栄養不足が見受けられう場合もそうです。(その場合は半断食などもあります)

薬やサプリ、検査や治療も大事ですが、まずはカラダを整えるための断食をおすすめします!

※おまけ
もっと昔の大正時代には50歳で子供を産んだ女性が年間3600人もいたそうですよ。なんだか希望がもてますね!
参考 
https://www.news-postseven.com/archives/20130604_191790.html?DETAIL

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