【詩】秋の日に見た白昼夢

深く濃い青天の下に
白い少女が立っている
瞑想に紛れ込んだ幻想のように

秋を知ったその佇まいは
一輪のコスモスのように
季節の真ん中に咲いている

嗚呼 夏を残した僕は
まだ 本当の秋を知らない


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?