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【まじめ読み】List09社内外で「本当に頼りになる人脈」を築いておけばよかった~『40代を後悔しない50のリスト』第2章

このListでいっている人脈というのは、自分のネットワークを棚卸してブレーンとなってくれる人をリストアップしよう、というものではない



アドバンスドステージだ。

自分の手元の札だけで勝負するのでなく、相手の手札も使って勝負できるようになれ、といってるようなものだ。

私が言いたいのは、「誰がそのことに詳しいかを知っている」キーパーソンを人脈として持ちましょうということです。

人脈とは、数多くの名刺を集めることではなく、ネットでは決して探し出せない英知を与えてくれる人や、貴重な情報を探し出すうえでハブとなって「人間検索」を可能にしてくれるつながりのことです。



なんでだろうか、金持ち父さん貧乏父さんを思い出す…


お金持ちがお金持ち同士でしか共有しない情報、ネットワーク…
Googleで探せない、というか最初からネット検索は選択肢にない。

「この間○○さんのパーティーにいたどこどこの△△さんが、こないだ知り合いの社長がXXしたって言ってたな、○○さんにちょっと聞いてみるか」

みたいなイメージ。


金持ち父さんたちが実際にやっている税金対策や、新しい投資方法の話、そういった情報をアップデートしあえる仲間は、金脈のような人脈だろう。
(一般人の財力ではそもそも実行できないハイレイヤーなアクションだから、一般人には価値がない情報だろうが…)

そして彼らはそういう情報が自然と入ってくるようなそういう人付き合いを仕組みのように持っている。
自分と仲間がお互いにお互いのハブとなって、巨大なネットワークを作っていて、みんなで金持ちになろうぜ!と、横目で牽制し合ってるかもしれないが基本的には協力し合っている。

まあ、それとはちょっと異なるが…、そういうイメージ。

それを会社に置き換えると、
喫煙スペースでのコミュニケーショングループや、とりあえずあの人に聞いてみれば誰に聞けばいいかを教えてくれるかもという人物、
そういったものは貴重だ。
特に規模がある程度以上の会社になってくるとなおさら。



個人的な人脈を考えてみると、思い浮かべるのは
「会社は別々になったけど今もたまに飲みに行く友達」より
「一度も飲みに行ったことはないが、あの仕事で関わったあの人」
だったりする。

自分と同じ領域にはおらず、別の領域の人。
お互いに弱い部分を補完しあえるような関係の人。

性格が合う合わないもあるが、それよりも、どういうポリシーで仕事していたか、何を大事にしていたか、共感できたことがあった人、尊敬できたりした人。

金持ち父さん同士が同じ価値を共有するのと同じで、私にとって大事なネットワークだ。


「こういう時は○○さん、そういう時は○○さん」
というような人脈リストを持とうみたいな話は、若い頃聞いたときに正直あまりいいイメージを持てていなかった。
自分が、相手のリストに入れているのだろうか気にしてしまうタイプだったからかもしれない。

今もそれは変わらないが、20代30代の時よりは周りが何を知らないか、自分が何を知っているのかが見えてきた気はしている。

とはいえ、「人脈」を追いかける思考にはならないように気を付けよう。


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