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5,000人未満の駆け出しYouTuberが、TikTokを活用すべきたった一つの理由

始めまして!まいんと申します。
2本目のnoteは前回の記事に続いた内容をお届けしようと考えています。

改めての紹介で恐縮ですが、僕は2013年からYouTubeに関わり始め、YouTubeチャンネル登録者数70万のもえりんちゃんねる!やTikTokで登録者数50万人を超えるMr.すまないでお馴染みウォーターチャレンジ初め、ハニスタという総登録者数350万人のクリエイター事務所のプロデュースをしています。よろしくおねがいします。

TikTokは誰もが評価を受けられるプラットフォーム

まず始めに、TikTokは駆け出しのYouTuber全員が活用すべきチャネルだということを知ってもらいたいと思っています。毎月何十時間とYouTubeやTikTokに時間を費やしている僕としては、YouTubeもTikTokも含めた動画という分野がより盛り上がり、色んなクリエイターが活躍する世界になれたら面白いだろうと考えて布教していく考えでいます。

「YouTubeに動画投稿しても見てもらえない…」という悩みは大小あれど抱かれている方は多くいるんじゃなかろうか、ということでまた今回も慣れない筆を走らせていこうと思います。
マネタイズが始まっていないTikTokには興味ないとドシッと腰を据えている既存クリエイターを追い抜くに十分のポテンシャルをゴリゴリに秘めているので、駆け出しYouTuber方々、今のうちから動き出していきませんか!

そもそもYouTubeは見られない

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前回の記事で「そもそもYouTubeは人に見られないから始まる」と当たり前なんですがショッキングな見出しをつけました。是非前回の記事を事前に読んでいただきたいのですが、結論を言うとそもそもあなたを知らないし興味がないので、気づいてもらうためにサムネイルとタイトルは視聴者の感情やシチュエーションを想定した設定にするくらい注力をしよう、という内容を書いています。

TikTokは人に見られるから始まる

一方でTikTokはYouTubeとは異なり人に見られて評価されることから始まります。TikTokの画面を開くとこのように「おすすめ」のフィードが表示され、スワイプアップすると別のコンテンツへとポンポン移動することが出来ます。

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従来のSNSであればコンテンツを発信するユーザーをフォローしないと情報が流れてくることがないのですが、TikTokはフォローしていないユーザーのコンテンツもこのようにおすすめとして流れきます。

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右側中央に投稿者のアイコン、いいね数、コメント数、共有/保存数が並んでいる箇所を見ていただいて、僕がこの方をフォローしていない事が確認できるかと思います。基本的にはこのようにフォローしていない方のコンテンツがおすすめとして視聴者のもとに流れてくることが多くあります。

おすすめ表示されるロジックはYouTubeと考え方は近いのですが、大枠として利用者の可処分時間をポジティブに奪うことの出来るコンテンツは正義となります。TikTokでおすすめ表示される要素については別の記事にて僕の考えをお伝えできればと思っています。

新規コンテンツをユーザー全体で負担しあう

個人的にココが面白いな〜と思うポイントでTikTokのような性質でないと成立しづらい設計だと思います。(Vineでも出来るかな?)
「TikTokは人に見られるから始まる」と話した通り、コンテンツが面白いか面白くないかは全て数値で判断される為、まずは利用者に表示されるように設計されています。

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TikTokは15秒のコンテンツが基本で、保有フォロワー数によって投稿できる尺が変化していきます。最大60秒(中国では120秒)。
15秒のコンテンツの中に面白いものや興味のないものなど様々ですが、仮に(自分にとって)面白くないとしても消費時間がたかが知れている点と、面白いコンテンツも多く流れてくるため、面白くないものが流れてきてもフラストレーションが溜まりづらいバランスになっています。

そうやって全てのコンテンツを利用者全体で消費が行われるような設計になっています。

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いいね数を左から、152.2K、7,204、0、35.8K、191と大小様々な数字の並びになっています。良し悪しを判断するアルゴリズムにはいいねだけではなく、その他の数値が関係しますがここでは一旦指標をいいね数だけとします。 ※K=1,000
「相対的に良い/面白い」とされているコンテンツの中に、投稿したてのコンテンツが差し込まれているのがわかるかと思います。

面白いコンテンツは評価され続け、反対は廃れる

前提としてアルゴリズムは外部の人間にはブラックボックスなのであくまでも僕のイメージです。わかりやすくラダーのようなものを作ってみました。
「相対的に良い/面白い」とされているコンテンツは、与えられたimpの中で一定の好成績を出したコンテンツであり、測定期間の中で好成績を出し続ければ長い間おすすめ表示され続けていきます。

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反対に利用者にとって面白くない/興味のないコンテンツは、与えられたimp内の成績が悪くおすすめ表示がストップする仕組みになっています。
多くの人の可処分時間を奪える良質なコンテンツはいつまでも評価され続けて、誰も興味を持たない低クオリティなコンテンツは即座に切り捨てられてしまいます。

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「視聴させる」というハードルの大きな違い

前回との読み合わせで、YouTubeとTikTokそれぞれのコンテンツが評価される仕組みが異なっていることが理解できたかと思います。
YouTubeは見たいと思わせる工夫が必要なプラットフォームに対して、TikTokは強制視聴が行われるプラットフォームです。

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いくらYouTubeの中身が面白いものでも、YouTubeにおいて認知度の低い方の動画はタップされるまでのハードルが高いです。その点TikTokでは考える必要なくコンテンツの中身を磨けば評価され続ける状態が狙えます。

まとめ:マーケティングとしてTikTokを併用しよう

おさらいしましょう。TikTokはYouTubeとは異なり誰もが評価を受けられるプラットフォームです。YouTubeのように見られないということがありません。その点が本当に素晴らしい。
・そもそもYouTubeは見られない
・TikTokは人に評価をされるところから始まる
・新規コンテンツを利用者全体で消費する
・面白いコンテンツは評価され続ける、反対は廃れる

YouTubeに動画をアップロードする延長線でTikTokにも投稿をしてみる事からでも始める価値は十分にあります。ましてやマネタイズの開始も上半期中と公表もあるので、YouTubeにこだわる事なくTikTokだけのマネタイズも十分に可能性があると思います。現に中国では多くのクリエイターがマネタイズを行い、多くの企業がマーケティングとして活用しています。別の記事で中国のTikTok = 抖音(Douyin)についても触れたいと思います。

最後にTikTokの投稿を積極的に行いYouTubeの登録者数のブーストに成功しているチャンネルを紹介して終わりにしたいと思います。一部Tweetのクリエイターと重複があります。

YouTube         TikTok
P丸様。         P丸様。
なこなこチャンネル    なこなこチャンネル 
ジェルOfficial      ジェルOfficial
ジャックポット     ジャックポット
Genki.jp ゲンキジャパン Genki.jp ゲンキジャパン
マジシャン先生     マジシャン先生

どれもこれもコンテンツが面白いので是非チェックしてみてくださいw

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次の記事では気合を入れて、TikTokでおすすめ表示に乗る方法について書きましたので是非御覧ください!


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