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【確実に伸びるVlogニーズ】2020年、「他人への興味」がYouTube視聴の源泉となる

こんにちは!さて今回の記事は、今やYouTubeで目にする事が増えたジャンルである「Vlog」について紹介していきたいと思います。元AKB48の小嶋陽菜ことこじはるもYouTube参入しており一般人によるVlogだけではなく広がっています。(※本記事は3,000文字ボリュームです。)

Vlogとは何か

Vlogとは、ビデオ ブログ(Video BLog)の略称で、ブイログやらヴィーログ、ビログなどと呼ばれています。テキストで記すブログというカタチではなく、映像や音声を主にした日記テイストの映像コンテンツのことを呼ばれています。ちなみに僕はブイログ呼び派です。

いつ頃から流行りだしたか

日本でのグワっと流行り出したのは2018年末~2019年になってから、急上昇に目立ってあがるわけではないも、多くのユーザーのあなたへのおすすめ欄にinliving.さんやまみむめもちおさんが登場した事がきっかけだったと思います。Vlog文化自体は海外の方が先行しており、僕の記憶では2013年頃には既にジャンルとして十分に確立されており、2014年頃にはCasey Neistatさんの動画をいくつか見てこんなクールな編集してみたいと思うようなアーティスティックな側面を感じた記憶があります。YouTube自体2006年末にはGoogle傘下になっており2011年には8億UU(ユニークユーザー)数もいたので、2013年よりも随分と前からVlog文化はあったことかと思います。

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日本で2013年頃からYouTubeやネットでの映像視聴が広がっていき、はじめしゃちょーさんやHIKAKINさんを代表するエンタメしかり、音楽やミュージックビデオ、ゲーム実況が大きなニーズでした。その後、視聴人口や視聴機会も増える事でニーズが多様、顕在化していき、「うおお!」「すごい!」といったド派手は内容ではなく、視聴側のテンションが一定ながら観するような映像の代名詞であるVlogへのニーズが出てきたのだと考えています。

何故Vlogが流行り始めたか

これは上記でも触れたとおりニーズの多様化と顕在化であると思います。そもそもどのようなニーズがあったかというとネット以前のテレビ番組主流の時代からニーズはありました(「突撃!隣の晩ごはん」や「くいしん坊!万才」等)。更にいうと、生活基礎の衣食住や、人間の三大欲求、マズローの欲求5段階説にも重ねられるのではないかと考えています。
以前よりクリエイターに「衣食住」コンテンツは廃れる事の無いコンテンツであると伝え、アイデンティティを表現する際やコミュニティ形成の際には上手く接触させるよう伝えてきました。それには様々な狙いがあるのですが、ザックリいうと視聴者の興味の掛け合わせ(クリエイター自身*衣食住)にすることでポジティブな恩恵を受けやすい事が理由になります。このあたりは下記にも続きますがより詳しくは別のタイミングでお話出来ればと思います。

理由(1)他人への興味から入る比較

視聴理由の第一は他人への興味に尽きるでしょう。普段何気なく過ごしている自分の生活は人と比べて何となくテキパキとした暮らしなのか、だらしない暮らしなのかというのは何となく理解はしているものの、百聞は一見に如かず見れるものであれば他人の暮らしぶりは気になってしまうものです。またその暮らしぶりをどういう人がしているのかが掛け合わさります。
例えば、「工場勤務18歳独身男子のモーニングルーティン」「フリーランスデザイナー30歳独身女子の暇な一日」「手取り50万オジリーマンの酒飲み休日」などと、あったら気になってしまうものもあるのではないでしょうか?

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サムネも見ちゃうと気になりません?w
普段自分からは調べようという強いモチベーションはないものの、自分と同じ境遇の人の暮らしぶりや、独身女性の生活ぶりなどは、言われたら気になるようなコンテンツであると思います。そんな他人の暮らしぶりを見て比較することが面白いと感じ、また自分自身を認めたり、安心したりできるのが心地よく感じるのだと思います。(こんな暮らしでいいんだと)

理由(2)憧れや目標からの習慣化、そして真似る

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「もう少し痩せたい」「筋肉をつけたい」「丁寧な暮らしをしたい」等々、多くの人は現状ではない理想とする姿を描いていて、近づきたいと考えているのではないでしょうか。その理想に近づく為には習慣化させる必要のあるものが多いと思います。そういった憧れや目標とする方の日頃の暮らしぶりというのは、それはそれは興味深いもので、たくさん触れたくなっていきます。

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かくいう私は昔から生活が雑でだらしないと散々母親に言われ続けていて強く自覚があるのですが、加えて部屋がダサい(=あまり興味ない)というのを直したく思っています。少しでも改善出来ればと思い、丁寧な暮らしぶりをしている方の映像を頻繁に見るようになりました。その結果、朝食を抜くのが当然だったギリギリまで睡眠生活から、10分程度のジョギングと朝食をして出社するという健康生活に生まれ変わる事が出来ており、これからも理想を求めて映像を求めていくのだろうなと思っています。

カップル/夫婦系VlogYouTuberは狙い目

特に女性に多く見られる感情として、暮らしぶりへの憧れ同様に、付き合っているカップルへの憧れの感情っていつの時代もどの世代も持ち合わせているものですが、この領域へのVLogは確実に狙える大穴場でかつ比較的軽めな参入障壁です。
そのカップルVlogを視聴する多くは女性であることを想定して、どういうものが求められているか、自分だったら(友達だったら)どういうコンテンツを求めるのかをマーケティングして是非トライしてみてもらいたいなと思います。

今後も確実に伸びるVlogニーズ、多種多様なニーズを今のうちから拾いに行こう

おさらいしましょう。今回は昨年末からじわじわと広がっているVlogについて紹介してみました。Vlogとしての認識はしていなかったけど、触れていた方も多くいると思います。そんなVlogは得てして必然的に伸び出したこともあり今後も続々とプレイヤーが増えてくる領域だろうなと考えています。

■ビデオ ブログ(Video BLog)の略称
■ニーズの多様化と顕在化により流行っている
■Vlogは視聴側のテンションが一定でながら観が心地よい
■衣食住のコンテンツは廃れない
■今後も拡大するジャンル

Vlogは十人十色、人それぞれの暮らしぶりやシーンを求めている視聴者はたくさんいます。今最も参入障壁の低いVlogというジャンル始めてみてはいかがではないでしょうか?
最後に僕のおすすめクリエイターでありYouTubeのNextUPにも選ばれたOKUDAIRA BASEさんを紹介して締めようと思います。

僕が始めてオススメで見たのが2月半ばごろ。登録者4-5,000人ながら明らかにセンス飛び抜けてるサムネ、映像の雰囲気、Vlogの品質だなと登録をポチったのが最初でした。僕自身が引越しを行うタイミングでもあり家造りに興味があったことも加わり、登録後に多くの動画を視聴するようになりました。アカウントまちまちに視聴したりするのですが、メインアカウントでの画面がコレです。

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視聴の跡がびしっと残るくらいに見ていますw OKUDAIRAさんの丁寧な暮らしぶりに本当に憧れます。生活下手男子と自負のある方なら刺さるものあると思います。 OKUDAIRA BASE - YouTube

8本目の記事も最後まで読んでいただきありがとうございました!記事へのご要望がありましたら是非コメントまたはTwitterまでご連絡ください。また、noteへのスキも励みになりますので、ブクマ代わりにでもポチっとしてもらえたら嬉しいです!

それではまた次回の記事にて!

▼前回の記事はこちら
伸びるYouTuberに共通している要素をピックアップ!


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