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ゆったりとした日々の描写に癒されて【30-DAY SONG CHALLENGE⑬70年代の曲(2)】

こんにちは。演劇ソムリエのいとうゆうかです。今日は音楽の話。
パートナー(HN:式部)と30-DAY SONG CHALLENGEを始めた記録です。
30-DAY SONG CHALLENGEの簡単な説明は以前のnoteに書いてるので、知らない人は読んでみてくださいね。

今日は13日目。今日のお題はこちら。

Day13 70年代の好きな曲


いつもは私と式部さんが選んだ曲を1曲ずつ紹介してエピソードを書いているんですが、今回はちょっと長くなったので分けました。私の選んだ曲は前回のnoteに書いてるので、ご興味のある方は併せてご覧ください。


式部:風をあつめて/はっぴいえんど



はっぴいえんどの公式の動画がなかったので、マウントレーニアのCMの窪田正孝さんカバーで。(探せばオリジナルの音源もすぐ出てきますが…権利関係的にちょっと問題かと思うのでここにはURL貼りません…)

式部さんにこの曲にするって言われたときに、「70年代の曲…?!ほんとに??」と思いました。

CMソングとして起用されることが多いので、現在でも聴く機会が多いと思います。だから、そんな前の曲だったのか…と驚き。

そもそも日常によく馴染む楽曲だから、ずっとみんなの心に響くんですね。

素朴だけど美しい、ゆったりと時間が流れる街の風景を想像させる歌詞とサウンド。癒される。

私が一番好きな歌詞はこの部分。

人気のない
朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら
摩天楼の衣擦れが
舗道をひたすのを見たんです

「摩天楼の衣擦れ」みたいな朝日が人の忙しい営みを静かに待っているような情景が想起されます。こういう繊細な比喩は、克明に描写すると同時に想像力を喚起してくれるから好きです。

競争しなきゃ生きていけないような世の中で、常に何かしらの勝ち負けがつきまといますが、この曲みたいに心にゆとりを持ちたい。

どうぶつの森が流行ってるのも、スローライフに対する憧憬の表れ?



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