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産業プロデューサー

先日読んだ本なんですが、ドリームインキュベータ―三宅氏の本。ちょっと目がいって、手に取ってみたんですが、今の関心事項にどんぴしゃの本でした。

DIでは産業プロデューサーという肩書があるそうで、産業を興す役割、コーディネートして産業化するという、地域に絶対必要なスキルじゃん、と。

地方、特に人口減少著しい地域では、これまでの制度疲労とかによって生じている社会課題(≒地域課題)が山積しているので、それをスモールビジネスで解決していくことが絶対重要になってくる。

でも、社会課題×ビジネスをコーディネートする役割というか、プロデューサー的な人材はなかなかいなくて、ビジネスの大小あれど、そのスキルは共通のものじゃないかなと。

『課題』っていう言葉にとらわれると課題が見えにくくなる、というのも感じていて、いつもいつも我々に寄せられる多種多様な相談(変なのもあるけど)が『課題』なわけです。それに気付けるかどうかも結構重要なスキルだと最近よく感じます。

これまでは解決手段は『行政の施策立案』だったのを『ビジネスにつなぐ』にチェンジする、それにはやはりビジネスの世界につながっておく必要があるし、そこで

「あ、あそことつなげばイケるんじゃないか」

というひらめきをすぐ出せるように常に引き出しをアップデートする必要がある、というのも最近切実に感じること。

鳥取を経済活動で元気にする、というミッションを勝手に掲げているわが身としては、産業プロデューサー的な役割を少しでも担えるように、頑張ろうかな。


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