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【15回連載! インタビュー企画 Vol.8】 〜インターン生から、インターン生達へ〜

ようびでは、地域人材の育成や、ものづくり、ブランディング等について実践的に学ぶことができるスクール事業やインターンシッププログラムをコーディネートしています。

そんなようびの様々なプログラムに、インターン生として参加してくれた就実大学·教育学部3年の由藤さんが、同じようにプログラムに参加された他のインターン生や、事業者様 に、学生ならではの視点でインタビューをしてくれました。 現在連載で記事をお届けしています。ぜひご覧くださいませ。

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今回インタビューさせていただいたのは、京都芸術大学·美術工芸学科に在学されている伊賀さんです。ようびのインターンには去年の8月に1か月間参加されていました。
実は私は伊賀さんとはインターンの時期が一緒で、とても明るく、何事にも一生懸命に取り組まれる方でした!
そんな伊賀さんは、ようびのインターンでどんなことを感じたのでしょうか?

――大学ではどのようなことを学んでいるか、詳しく教えてください。

(伊賀さん) 様々な伝統文化や伝統工芸について学んでいます。漆や陶芸、華道などを体験し、日本の精神の核のような部分について感じ、学んでいます。

――インターンでは主にどのような体験をしたのですか?

(伊賀さん) ようびの家具工房で、主に、木製の民芸品(小物)の制作に関わらせて頂きました。模様を描いたり、パーツを組み合わせたり··。ひたすら木と向き合っていました!

――1番印象に残っていることはなんですか?

(伊賀さん) ようびの皆さんと話した時間ですね。皆さんとても濃くて、それぞれの経験をたくさん語ってくださり、とても参考になりました。それにつられて、自分もいつもの何倍も話していました(笑)すごく楽しくて、帰るときはとても名残惜しかったです。

――参加して得たものや良かったと思ったことはなんですか?

(伊賀さん) 「効率的に動けるようになった」ことです。インターン中はずっと「今日は○○個製作する」と目標を決めて作業に取り掛かっていたのですが、それを普段から意識できるようになりました。

また、学校の関係で普段から職人さんと関わることが多いのですが、1カ月継続して職人さんの仕事をするのは初めてだったので、「この作業を経ていいものが世に出るんだな」という心構えとその厳しさを感じましたね。

――今回のインターンで得た力は学校生活や就職活動などで役に立ったと思いますか?

(伊賀さん) 思います!「効率的に動く力」もですが、特に就職活動では「俯瞰してみる力」が役に立っているなと思います。少し思慮深くなったというか···考えることを放棄しないで、きちんと自分で判断できるようになったと思います。

――インターンに参加しようか迷っている方に一言お願いします。

(伊賀さん) 興味があるならガンガン参加した方がいいと思います!ようびさんのインターンは他のインターンとは違って、「その会社に勤めたいからインターンに参加する」というよりも「実践的に学ばせてもらう」という方が、意味合いが近いと思います。どちらかというと学びの場として活用していくべきだと思いますね!

ようびの皆さんは良い意味でインターン生としてではなく、「社会人」として扱ってくれて、「働きながら学べる」という環境が体験できます。これは他ではなかなかないものなので、迷っている方は絶対に参加したほうが良いと思います。

――ようびでのインターン活動を一言でまとめると?

(伊賀さん) 「質問」です(笑)
インターン中はとにかく声に出すというか、こんな貴重な場は、なかなか無いから「とにかく質問考えなきゃ」と頭がいっぱいでした。アルバイトや学校とは全く違う場所でしたし、質問の回答も全部身になることばかりで、「質問」の大切さを改めて実感できました。

――あなたにとって、一番大切な「価値」は、何ですか?

(伊賀さん) どちらかというとこれから手に入れたいものになるんですけど、「人脈」ですね。
人脈って自分から行動しないと手に入らないじゃないですか。だから人脈が増えれば増えるほど、あとから自分の行動力やその人との関わりを振り返ることができるので、それは自分にとって大きな価値だなと思います。

――今、社会に足りない「会社」はなんだと思いますか?直観で答えてください。

(伊賀さん) 「芸術をもっと盛り上げる会社」が増えてほしいなと思います。
普段アートや工芸の世界に関わっている中で、芸術や伝統工芸がもっとたくさんの人の関心を惹いて、身近になったらどんな日本になるんだろう、もしそうなったら面白そうだなという気持ちがあるので、この回答にしました。

私も、インターン中は伊賀さんと同じ民芸品の制作に関わらせて頂きましたが、「効率的に動く力」は自分も身についたように感じます。
明るく、とても優しい、芸術や伝統工芸への愛にあふれた伊賀さん。
特に最後の質問では「芸術」への愛がとても伝わってきましたね。
この後も「スーパーぐらいの感覚で美術館があったら面白そう」という話題になり、盛り上がりました(笑)
今後も伊賀さんの芸術に対する愛が広がることを願います!
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ようびのインターンを「学びの場」として活用され、「効率的に動く力」や「俯瞰する力」など、たくさんのものを身につけてくださったこと、とても嬉しく思います!

※できるだけインターンシップ参加者の思いや言葉をそのままお届けしたいという考えから、インタビュー内容についてはほぼ未修正で掲載しています。

※大学名やお名前については、ご本人に掲載許可を頂いています。

※ようびのインターン募集について


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