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【15回連載! インタビュー企画 Vol.2】 ~インターン生から、インターン生達へ~

ようびでは、地域人材の育成や、ものづくり、ブランディング等について実践的に学ぶことができるスクール事業やインターンシッププログラムをコーディネートしています。

そんなようびの様々なプログラムに、インターン生として参加してくれた就実大学・教育学部3年の由藤さんが、同じようにプログラムに参加された他のインターン生や、事業者様 に、学生ならではの視点でインタビューをしてくれました。 現在連載で記事をお届けしています。ぜひご覧くださいませ。

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今回インタビューさせていただいたのは、名城大学理工学部建築学科に通う大学生中原さん。
今年の3月下旬に2週間ほど、ようび建築設計室とようびの家具工房のインターンに参加されました。
岡山県の西粟倉村にあるようびですが、彼女の通う大学は愛知県!
どのようにようびを知り、インターンに参加することになったのでしょうか?

――学校ではどんなことを学んでいるか詳しく教えてください。

(中原さん)基本的には建築士の資格を取るために、建築に関する構造やデザインについて勉強をしています。

――インターンに参加したきっかけや理由を教えてください。

(中原さん) きっかけは、知り合いが、ようびが古民家の一棟を設計施工した「glaminka SAYO集落」の施工に携わっていたことでした。「glaminka SAYO集落」って何だろう!」と調べていくうちに、ようびのことを知り、インターンにたどり着きました。その方は、以前からの知り合いというわけではなく、たまたま会った人だったので、本当に偶然ようびを知ったという感じです。

※「glaminka SAYO集落」は、2021年に集落をまるごと再生しオープンした、一棟貸切型グランピング施設です。ようびは集落の古民家のうち、一棟の設計施工を担当させて頂きました。詳細は、こちらの事例紹介をご覧ください。https://jirei.youbi.me/2021/09/15/1533/

――インターンでは主にどのような体験をしたのですか?

(中原さん) 主にようび建築設計室のインターンをさせていただきました。
最初は実際に現場に連れて行ってもらい、現場を知ることから始まりました。あとは建築に関わるデータの作成や模型作りをさせていただきました。
また、ようびの家具工房にも入り、木材の加工も経験させていただきました。

――参加して1番印象に残っていることはなんですか?

(中原さん)「コミュニケーションが多かったこと」です。みんなで顔を合わせる機会がとても多いと感じました。特に全員でお昼ご飯を食べることに驚きました。
あとは、「家具をデザインする場所と制作現場が同じ場所にある」というのが珍しいと思いましたし、「お互いの意見がすぐに聞けるのってすごくいいな!」と思いました

――参加して得たものや参加して良かったと思ったことはなんですか?

(中原さん)「いろんな経験ができて、いろんな人と話せたこと」です。それぞれの部門の方と話せて、「自分が得たかったもの以上のこと」を経験させていただいたと思います。
あとは、「インターン生」ではなくて「社会人」という扱いをしてくださったことがすごく嬉しかったです。
実際働いたら、良い部分だけじゃなくて、大変な部分もあるじゃないですか。そういう部分を包み隠さず見せてもらえたのも、すごくいい経験だったなと思います。

――ようびに対する印象は、インターン前後で変化しましたか?

(中原さん)ホームページを事前に見ていましたが、代表があんなに気さくな方だとは思わなかったですし、他の方も明るくて何を聞いても優しく、求めていたこと以上のことを答えてくださいました。一般的な「社会人」「職人さん」のイメージと違って、とてもいい意味でギャップを感じましたね。

――あなたにとって、一番大切な「価値」は、何ですか?

(中原さん)「助けてもらう勇気」だと思います。
今まで、「できない自分」が嫌だったんです。でもようびで「完全な人はいないんだよ」と言われて、「不完全な自分を認めてもいいんだ!」と気づくことができました。1人で生きていくなら完璧な人が良いんだと思うんですけど、現代はみんなで生きていくものだと思うので・・・。そして助けてもらうために、「自分の弱い部分をさらす勇気」がこれからも必要になるんだろうなと思います。

――今、社会に足りない「会社」はなんだと思いますか?直感で答えてください。

(中原さん) 新しいものを生み出すだけではなくて、「今あるものを未来に繋げていくような会社」がもっと増えたらいいなと思います。今って人が生きるには十分なぐらい便利な社会ができているけど、これって絶対いつかは終わってしまうじゃないですか。それをもっと持続可能にするために、今あるものも大事にするような会社がもっと増えてほしいなと思います。

今回中原さんとは初めてお話させていただいたのですが、とても明るく、ようびの魅力についてたくさん話してくださいました。
ようびの存在を知ったのが本当に「偶然」ということには驚きですね!
また、「『できない自分』が嫌だった」というお話に私自身、すごく共感しました。
中原さんや私以外にも同じような悩みを抱えている方、いるのではないでしょうか?
そんな方はぜひようびのインターンに参加してみてください!新しい自分に出会えると思います。
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「社会人」として扱われるようびのインターンシップを通じて、たくさんの気づきを得られたと話してくれた中原さん。そのような瞬間を共にできて、私たちもとても嬉しく思います!

※できるだけインターンシップ参加者の思いや言葉をそのままお届けしたいという考えから、インタビュー内容についてはほぼ未修正で掲載しています。

※大学名やお名前については、ご本人に掲載許可を頂いています。

ようびHP
https://youbi.me/


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