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どうにかして仕事しない人の巧妙でもない手口


前回は怒りに満ち溢れた会社のおじさんへの思いを読んでいただきありがとうございました!

その後、別のおじさん(おじさんBの)エピソードを書こうと思ってたのですが、
さらに別のおじさん(おじさんC)が頭角を現したことでてんやわんやしてました。というか今もしてます。。


おじさんAのエピソードでは、

おじさんA:攻撃する人
わたし  :攻撃うける人

という構図でしたが、
おじさんCは一味違います。

おじさんC:仕事しない人
わたし  :代わりにやってる人のうちの1人

です。

仕事をすることを条件に会社に属していて、
仕事をした上でお給料をいただけるのが会社員だと思っているのですが…

仕事しないってどういうことやねん!?

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私とおじさんCはある業務を一緒にやっています。

その業務は週に1度、データを抽出→中身を見て情報の整理→報告というもの。
情報の整理は少し手間がかかりますが、10〜20分あれば終わります。

そして、この業務は今年の春におじさんDから我々2人に引き継がれました。
引き継がれた後に諸事情で運用方法が変更したこともあり、週1の作業時は同席してくれてます。優しい。ほかにも色々やることあるだろうにありがとうの世界。


もちろん今の担当は我々2人ですから、
おじさんC→わたし→おじさんC→わたし…
と週替わりのローテーションでやるものだと勝手に思ってたんです。

蓋を開けてみると、
おじさんD→わたし→おじさんD→わたし…

え????

仮に5人くらいでローテーション回してたとすると「あれ先週誰だっけ?次誰だっけ?」となりそうなので担当表でも作ってたと思うのですが、2人なので作っていなかったんですね。

でもある週の作業日、おじさんCがお休み&わたしとおじさんDだけという時に気づいたんです。

「おじさんC、1回もやってなくない?」

過去の資料は残っているので一つずつ確認したところ
本当に1回もやってなかった。

でも作業は毎週3人でZOOM会議で画面共有しながら行ってるんです。
だから作業の場に存在はしてる。

そこで今までの会議を振り返ってみました。

①【仕事押し付け事件】

〜概要〜
おじさんCが作業しようとしてたけど、接続先のサーバが繋がらなかった。
たまたまおじさんCが出社してたため別フロアのサーバ室へ移動
→再起動してサーバ復活!
仕事をするフロアへ戻るまでの間、おじさんDに作業をやるよう依頼。
その後交代せずそのままおじさんDが作業した。


【分析】
サーバ復活!までは何も問題ないですよね。
むしろたまたま出社してたの奇跡!ファインプレー!

仕事をするフロアへ戻るまでの間、おじさんDに作業進めるように依頼したところから不穏な空気が流れます。
ちなみにサーバ室は10階・仕事するフロアは9階。1分あれば移動可能です。

少しでも早く作業進めたかったのかなー?と考えると…まぁ…理解できないことも…ない。

そしておじさんCは1分もしない間に仕事するフロアに戻ってきました。
めっちゃ俊足!!

しかし前述の通り作業交代することなくおじさんCは見てるだけ…

わたしも「作業変わってあげてくださいよ!」くらい言えればいいんですが…
というか言うべきなんですが…
おじさんCは58歳で新卒から弊社にいる超ベテラン・わたしは27歳で中途入社して11ヶ月の身。世の中年功序列じゃない!!ダメなことはダメ!!と思っていても言えませんでした。情けない。


②【すっかり忘れてました事件】

〜概要〜
いつも通りの作業時間。時間になってもおじさんCはリモート会議に参加しません。ちなみにその日はローテーション的におじさんCの作業日。(もうローテーションも何もないけど。)
呼び出しても来ないし、時間ももったいないしわたしが作業することに。結局作業は15分ほどで終了→終わったよと念のためおじさんCに報告→返事「すみません!すっかりわすれてました!」

【分析】
忘れるわけないよね!??????????????
会議開催時間の15分前と5分前、開始時刻に通知がくる設定になってます。
その通知を見なければ忘れるかもしれませんが、仕事をしてたらPCを見てることは確実ですし、15分以上離席してない限り起こりえないこと。

仮に体調不良で参加できない状況だったとしても、何か急用ができて参加できないにしても共有するべきだって個人的には思ってます。仕事なんだから。

でも今回の会議欠席の理由に関しては、おじさんC自ら「忘れてたから」と申告されています。会議を忘れてて参加できず、作業は他の人に任せきりになっている。。元気に「忘れてました!」という勇気を別の分野で活かしていただきたい。


③「やり方わからない事件」

〜概要〜
おじさんDとわたしがある週の作業日に有給を取っていると判明。資料の報告日の関係で作業日(月曜日)をずらすことはできず、おじさんCに途中までは1人でやってもらわないといけない状況。
そこで、2人とも有給で来週の月曜日は不在&作業少なくてもここまではよろしくねと2人から伝えたところ「えー!!やり方わかんないからできないよー!火曜日にみんなで一緒にやりましょう。」と言ってほんとに月曜日は作業やらなかったおじさんC。わたしは研修のため火曜日も不在だったのですが、後で資料を確認したら結局おじさんDが作業していた。。。

【分析】
予想していなかった結末に目が点になりました。
リアルにマウスに手を添えたまま数秒固まってたと思う。

そもそも「やり方がわからない」のはおじさんCが今まで作業をやってこなかったから。加えて「ここまで作業よろしく」の「ここまで」はデータ抽出で手順書もあります。
万が一、実際にやろうとしてみてわからない→作業進められなかったなら納得できますが、手順書見てもない・やろうともしてない状況で「やり方わからなくてできない」は許されない。。

しかも結局作業したのおじさんCじゃないってどういうオチ!?
わたしも2日お休みいただいたため水曜からバタバタしてしまい、結局作業がおじさんDになった経緯を聞きそびれていました、今思い出したよ。反省。


と、ここまでわたしの一方的な感情をつらつら書いてきましたが、1番被害を受けているのはおじさんDなんです。
わたしは今の担当者だから最悪いいけど(よくないけど)、おじさんDは今担当者じゃない。なのに作業させられてるって何事よ。

そう思い、おじさんDと2人で作業するタイミングで言ってみたんです。

「おじさんC、作業担当したことないですよね。」

「はい。僕は前任なのでアドバイスするためにいるのかなと思ってたんですが。。そうじゃなかったのかなぁって思っておりました。」

「私も同じこと思ってました。担当者なのに“やり方わからない”ってよくないですよね(cf:【やり方わからない事件】)」

「来週はおじさんCにやっていただきましょう!!」

おじさんDは派遣の方。普段接している中で元々穏やかで優しい方なんだろうな〜と思いますが、立場上周りの社員にかなり気を遣ってくれています。何もわかってないようなペーペーなわたしにもです。

だからおじさんCに「作業やれや〜」なんて言えるはずもなく。ただの業務放棄だから言ってもいいんですけどね。でもわたしも自分の立場気にして言えなかったので気持ちわかります。なかなか言えないのが現実。

それまで自分の精神衛生を守ることや業務過多を避けるためにどうにかしないといけないという思いが強かったのですが、おじさんDとの会話でおじさんDのことも自分のことも守れるのは自分だけだ!と謎の正義感に溢れました。


でも結局何も行動できていない今現在。
というのも、隣のチームで退職される方がいて人員不足により、1月〜おじさんDがそちらに異動することになったんです。つまりもうあの業務の作業にはおじさんDは来ません。とりあえず仕事の押しつけから解き放たれてよかった。。

一応わたしも社員という立場なのに、何もしてあげられなくてごめんねという気持ちもありますが、おじさんにとっては作業を押し付けられるループから解放されればキッカケなんて何でもいいのかな?と思ったり。


来月からはおじさんCとわたしの2人になるのですが、2人だけになった場合おじさんCはどういう行動を取るのか少し様子を見てみることにしました。何か変化があるのかな?でもまあ期待せず業務を全うしようと思います。

ということで最近の弊社のおじさんエピソードでした。
気づいたら3000文字オーバー!!最後までご覧いただき本当にありがとうございます。そんなあなたに何かいいことがありますように。


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