【エッセイ】おじぃおばぁと仲良くなる方法
新芽がたくさん出てきた。真に新緑の季節。
冬場はウンともスンとも言わなかった観葉植物達が本気を出しだした。
僕は日本一高齢化している京都市某区の町屋に住んでいるのですが、要はご近所はおじぃおばぁばかり。
気付いたら40代が”若手”の社会。「~~青年部」とかって20代とか30代が入るもんだと思ってたけど、蓋開けたてみらその主要メンバーは40代!(笑)とっくにそんな時代に入ってきてますよね~
さて、ご近所さんとはいえ会ったら挨拶する程度で、特に交流することもなかった。
ところが、冬に仕込んだ観葉植物がやっとオラオラしだしたので、晴れた日に軒先で手入れのために水やりや日光浴をしていたら、、、
おじぃおばぁが寄ってくる寄ってくる!!
「かわいいなぁ」「ええなぁ」
「これはなんて植物や?」
「自分でやらはったんか?」
「この鉢は陶器か?」
「うちのおばぁもそこのケイヨーデーツー通ってはるわ」
え?あ、はい。貰い物ですけどね。新芽が出てきて嬉しくて!最近、葉に蜘蛛の巣っぽいのがついてるから調べたらハダニ(※葉に付くダニ)っていうんですね。あ、葉っぱも乾燥してるとダメなんですか?葉っぱにも水をかける?ふむふむ、わかりました!そっちの、自分でやらはったんですか?いえいえ、綺麗に手入れしてはるじゃないですか。えー、そのおっきい鉢、要らんくなったら僕にください!(笑)・・・
あー、たのし。
おじぃおばぁ、たのし。
お互い、話すきっかけが欲しかっただけか。
⇒結論:植物はいい飛び道具。
そのために育ててるわけじゃないですけどね。
隣の町屋の金髪兄ちゃん。
悪い人じゃありませんよ?知らんけど(笑)
クスっと笑えたら100円!(笑)そんなおみくじみたいな言霊を発信していけたらと思っています。サポートいつでもお待ちしております。