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What a crew


best friendと呼べる友達と出会ったのはシェアルームを変更してもらったことが全ての始まり。

隣の部屋から部屋を移動。スーツケースを持って扉を開けその子がいました。
アメリカ・ウィスコンシン州出身。
私も自己紹介をして日本人だと伝えると友達から日本語の文字が入った洋服を持ってるんだけど何て書いてあるか教えて!
と、歌舞伎のイラストのカットソーと「りんごの花」と書いたカットソーを見せてくれました笑
かわいい😂🥰

ある日の朝、その子のスマホに家族から着信。不幸があったらしく私もその緊迫した空気に2段ベッドから跳び降りてとにかく泣き止むまでハグしただただ話を聞いて
ました。こんな時に気の利いた言葉が言えたらと、自分の英語力のなさに歯痒い気持ちになりました。

そのことがきっかけにホステルの宿泊客が集まる食事ルームにその子が呼んでくれるようになり、そこに集まって来たメンバー、それこそこの旅を最高に彩る出会いがスタートします。

アメリカ、ドイツ、フランス、オーストリア、私日本人の計6人。

朝、昼、夜全て食事の時間を共にし、朝方3、4時までビールを飲んで語ったり、ゲームをしたり、たまに外に出てバーやクラブに行ったりと、とにかく何をするにも誰かが傍にいてくれ笑い合い、私を見つけてはyumiiiii と言ってハグをしてくれたりと、いつも心がいっぱいになるような幸せな時間に満たされていました。

その中の1人。初見でその彼を見つけたときハンサムガイがいる!!!
なんてかっこいいの?あの人😍
と、まだ仲良くなる前からこのホステルにめちゃくちゃかっこいい人がいるなーと存在は早い段階で認識してました笑
それまでは仲良くなるきっかけもなく目もなかなか合わせてくれない。いつもその彼を見つけては目で追ってました。笑

その人が今や一番連絡をしてくれてる人になるとは、人生は本当に何が起きるか分からないから面白い。
その人との話も第二弾のネタとして残しておきます。

その彼は私が何を喋ってもその話終わりに必ずと言ってもいいほどハグをしてくれる。隣の席じゃなかったとしても視線を感じるから見るとウインク。話し方がかわいい、食べ方がかわいい、英語が出てこなすぎて変な英語を話しててもかわいいとまたハグ。
あの、好きになるからやめてもらえます?
と一回日本語で言いました笑
それもまた突然の日本語に驚いたようで笑いながらハグしてくるから、もう🏹❤️💘

ハグの文化で生きていない私のそのリアクションが珍しかったんだと思います。

その彼は漫画ワンピースの大ファン。急接近したのも私もワンピースが大好きなこと。

そんなハンサムガイからのハグ、ビー玉にようなエメラルドともブルーともいえる大きな瞳に吸い込まれ、息を飲むようなキレイな顔立ち。
冷静ではいられない。冷静を装ってましたが笑


そしてこの後、私はこの大好きな6人メンバーとのお別れ、一旦日本に帰ります。まさかその2か月後に会いたくて戻ることとなるとは。
自分の行動力に改めてびっくりする。

私が日本に帰らなければ行けなくなったとみんなに告げ、それなら明日みんなでゴールデンゲートにレンタル自転車を借りて行こうと。たくさんの素敵な思い出を作ってくれました。


見送り、Uberが迎えに来るまで片時も離れず私が出発してしまうからと最後にテーブルを囲いビールで乾杯。
楽しい時間は刻一刻と過ぎていきます。
出発の時。

外までみんなが見送ってくれUberに乗り込みます。

涙が込み上げてきました。止めどもなく。声が震えるほど。人とのお別れはいつだって淋しい。でもお別れではない。なぜならば私たちはさよならは言わない。いつだってまた会おう!

そう言って別れようと約束したから!

never goodbye - always see you later.

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