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【ミーハーなアラサーが10年間嵐のファンをやっている話】箱推しである話②

そんな折にどこかで「嵐が好きだ」という話をしたら、友人がコンサートのDVDを貸してくれた。

『ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO』

嵐が初めて旧国立競技場でコンサートをやった年のものだった。
当時、ジャニーズ事務所の著作権というものは鎖国レベルで厳しく、めったにメディアやネット上に公開されるようなものでなかったため、この借りたDVDが初めて目にする『嵐のコンサート』だった。

始まってすぐに、息をするのも忘れるほど、画面に食い入るように観続けた。全て観終わって、また初めから再生する。これを何度も繰り返した。

朝起きて、カーテンを開けて、テレビをつける代わりにDVDを再生する。そして仕事に行く準備をしながら流し続けて、仕事に行き、帰ってきてまた続きから再生する。夜寝るまで流れ続ける。(なんなら寝てる間も流れている事さえあった)

嵐のコンサートの魅力というのは、同じ業界の芸能人もテレビで感想を述べるほど、エンターテイメントに溢れていて、私がここで詳しく伝えずともご存知の方々も多いかと思うので、割愛するとして。


私が食い入るように観たのは、コンサート本編ではなく『メイキング映像』だった。バラエティ番組でも音楽番組でも雑誌の表紙でも見たことのない、彼らの顔だった。

私は昔から、どういう訳か『舞台裏』や『メイキング』が好きだった。例えばよくドラマのNGシーンばかりを集めた『NG大賞』なる番組などは大好物だった。
コンサートの『メイキング』も、それに通ずるものがあった。


そして、この人たちは本気で『嵐』を仕事にしているんだ、と知った。


まだ20代半ば、仲のいい男子高校生たちの延長のような距離でわいわいしていて、少し不機嫌なニノの受け答えや、いつも眠そうな大野くんの表情や、頭を抱えながらレコーディングしてる翔くんの様子。
5人で会場を下見して、衣装を合わせて、リハーサルをして。

「こうやって、あの『嵐』は作られているんだ・・・」と、静かに興奮した。

ただの『好き』から『尊敬』へと感情が変化していく始まりだった。

(ジャニオタっぽいことも言うとするなら、若嵐さんたちビジュアル最高なのです)


『嵐という仕事に真剣に向き合い、5人でいる時に一番パフォーマンスを発揮してくれるグループ』

これが、私が嵐を箱推ししている理由。


また今後も、それにつながるエピソードを投稿することになるかと思いますので、どうぞお付き合いください。




▼嵐の公式SNSはコチラ▼
https://www.instagram.com/arashi_5_official/
https://twitter.com/arashi5official?s=20
https://www.youtube.com/c/ARASHI_5_Official/featured

▼嵐のコンサートはオープニングも毎回最高▼
ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO オープニング曲
(本当はこの動画の10秒前から観てほしい)


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