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家族で湘南移住記#7/分譲マンション持っている人こそ、移住のススメ。

都内某所、築18年の分譲マンションに住んでいます。
2022年より、心が喜ぶ暮らしを求め、移住を決意!
家族がいても移住ってできる?
そんな壁を乗り越えようと、絶賛奮闘中。

いつかは海を眺めて暮らしたいな~
生きている内に、海を感じる暮らしがしたい。
そんなことを思っているけれど、今の生活からはハードルが高いように感じてしまう。
ローンが15年残っているし、、、当然、お金に余裕がない(笑)。

けど、もし、もしかしてここを売って新しいところに行けたらいいな~
そして、ここを売却できるのだろうか?
売却したらいくらになるのだろうか???

なんて、考えながら、ある日フラッと検索してみる。
すると、目を疑うようなことが!!!

この辺りのマンションが、我が家が買った時より高い水準で売られている!
しかも、2割増しくらいに。

えっ!?

ってことは、売った方がお得ってこと!?

確かに、東京のマンション価格は上がっていると聞くし、我が家の最寄り駅は再開発真っ最中。今は工事中だけど、2024年くらいには大きく街が変わりそうなウワサ。

それにしても、中古で購入して、15年が経つのに、値段が上がるとは。。
一般的に考えて、古くなるにつれ値が下がるものかと思っていたのだが。

マンションの価値を考える

理由の一つとして、マンションは新築で購入するのが「一番損する」という定説によるかと思われます。

新築時は、宣伝費などが多く含まれていて、一旦購入されるとその瞬間に中古マンションになるわけです。
そこで、一気に価値が下がるんですね。
我が家のマンションの新築時の価格は知りませんが、ある程度金額が下がってから購入したのかな、と感じます。

なんと家賃ゼロ!?

当マンションは1~2割くらい頭金を出して、後はローンを組んでいます。
毎月毎月毎月払ってます、、はい。

そこで、今まで払った金額を計算してみると・・・

(月々のローン金額&修繕積立金&管理費)✖払った月数(約15年なので180か月)
で、算出できるわけです。
※ローン控除など考慮しない

計算したところびっくりする価格になりました、ホントに。
こんなに払っていたのか、、、と、思うと同時に、それでもなおローンが15年残っているのか、、、という現実に愕然ですが。

そこで浮かんだ素朴な疑問が、売却したらどうなる?です。
(※ここからは、手数料など考慮せず、ざっくりな計算です)

(売却価格)ー (ローン残債)= (手残り金額)
になるわけです。
(売却価格)が高ければ高いほど(手残り金額)が高くなり、次の購入に充てられるのです。

そこで、すごいことに気が付いてしまいました!!!
なんと、今まで払ってきた総額と、想定される売却金額から算出した手残り金額が「ほぼ同額」だったのです。

えっ!?

今まで払った来た金額が戻ってくる!?
そんなイメージです。

まさか、このマンションを購入していたことで、貯金ができちゃった!?というわけです。
ということは、ここの家賃は結果「ゼロ」ってこと。

細かいこと言うと、売却金額も未確定だし、手数料とか、固定資産税とかいろいろあるけど、イメージ的には、払った分が丸々戻ってくる計算でした。

私の敬愛する建築士の和田純さんが「分譲一択」とおっしゃっており、それをまさに現実として感じてしまったわけです。


「大事に住んでいれば、10年、20年先に売ろうと思ったときに、買った金額より高く売れる」


我が家の場合は、その後を考えて大事に住んでいたわけではありませんが(笑)。
これが、不動産投資カラクリにもつながるんでしょうか?(不動産投資についてかなり未知)

購入した時に、多少売却することを考えていたものの、お金の計算まではしていませんでした。
こんなことなら、もっとみんなマンション買えばいいのに!って思います。

しかしながら、新築マンションがステータスなんて時代もあったし、中古マンションを移り住むなんて、ひと昔前はあまり歓迎される話ではなかったのかもしれません。
時代は変わり、環境問題への意識が変わり、循環型社会となった今、時代に合っているしお金の負担も少ない、こんな住まい方はとっても賢いかもしれませんね。


それにしても、その手元に残ったお金で、新しい暮らしを手に入れられるのでは!?と期待が膨らむのであります。

つづく。


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