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結果に於いてはGガンダム日記(2023年11月17日)

人生で一番推してるのって何?

って聞かれたんですよ。今最高に推しててもう月曜日の感情えげつないほど影響されているのは週刊少年ジャンプ連載中の「僕のヒーローアカデミア」なんですけどね。羽を奪われてしまったのが推しです。マジで名前を呼べないくらいは本気で愛です。わりとマジになると同担拒否っぽくなるので名前は言いませんよ……

それはそうと「人生で」となると話は違うのです。
完全にわたしを構築してるのって「機動武闘伝Gガンダム」なのです。
人生で何回見てるかわからないくらい見てます。VHSを何回巻き戻ししたか。あの巻き戻ししてる時の音と、終わった時のあの衝撃音久しぶりに聴きたい…懐かしいですね。ツメを折りたいし、VHS専用の縦長のシールにおしゃれに作品名とか書いたりしたい。無地じゃなくてドットのシールが好きでした。懐かしくて泣きそう。

Gガンダムはヒロインのレインの良さは歳を重ねないとわからない、とかいう人がいますがわたしは当時小学5年のときからテレビの前で正座しながら「レイン…すき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」と絶叫していました。それからうん十年、まだ同じこといって絶叫してます。普通に毎年Gガンダムは試聴してます。ふと思い出すと見る。

そしてもうひとりの女の子、恋敵ポジションのアレンビーは苦手。邪魔が入らなければ絶対的に結ばれるであろうカップリングを邪魔するポジションで物語中盤で登場するキャラクターが本当に苦手で……コナンでいう灰原とか…YAIBAのエメラルドとかさ………(青山先生にとっては好きポイントなんだろうなと思いますが)

結局邪魔してくるだけで、思い返せばたいした邪魔ではないし、結ばれないパターンが多いので楽しめばいいじゃんとも思いますが、それでも途中ヒロインをやきもきさせたりするわけじゃないですか。それがほーーーーーーんとにいやでいやで仕方が無くてですね。勘弁してくれとおもってしまう。
逆に「歳を重ねれば、途中乱入してくるライバルの子」を好きになれるかと思ったんですがいまだに苦手ですね…。灰原は作中で最初にコナンに恋愛感情はもつが、色々な面を見たり自分でも灰原として人生を過ごして、人間関係を新しくもってつなげていく上で、もはやコナンは恋愛非対象になっているとわたしは思うので、毎回映画やアニメでコナンと灰原の恋愛っぽい流れがあると身内から「どうなの?灰原ってどうなの?」って聞かれるので「違うんだよ。本当に灰原をしっかり見てるならもうここに恋愛感情はないってことわかるわけよ!」と熱弁してしまうのですな……自論なので。

アレンビーは最終話では自分の立場をきちんと理解して後押しする役割をつとめてくれためちゃくちゃ良い子なので、スパロボだとこのライバルポジションを歪まされて可哀想なシナリオに誘導されるのは、それはひどいことだなと思います。おまえだよスパロボT


これを書いているときもGガンダム26話見ながら書いています。

Gガンダムは逢坂さんの作画も佐野さん山根さんの作画もキムタカも新保さんも好き。どの作画陣も好き。五冬さんと山口さんの脚本も神。BGMも田中先生の見事な曲の数々、高校生のときMDにGガンダムサントラをいれて毎日聴いていて、体育の授業のあとMDプレイヤーごと盗まれていたことに気づいたのは悲しい思い出。(盗んだ誰かさんサントラ聴いてくれました?!?!?!どうしてわたしに声かけてくれなかったんですか?!!??感想は!?巨大化する野望よくないですか!?!??!わたしは激闘のなかそれぞれの約束、もいいと思うんですよ!!!!!!!ばぁかMD返せ!)

24話の機体交換、とっても好きでよくそのシーンが名シーンにあげられることもありますが私はそのあとのギアナ高地を脱したドモンが香港を目指してすっ飛んでいくところを見知らぬ機体に邪魔されながらも、レインの姿を見つけ制限時間ぎりぎりに到着する一連のシーンが好きです。

海上を飛んでいるシーンで、海が風圧でえぐれてるんですよ。その美しさたるや。わざとそういう演出するんですよ。だって影響がない少し高い場所を飛んでいてもいいはずなのに。画面にリアリティや動きを出すために考え抜かれてる演出が好き。
BGMの入りも神。

「時間に間に合うか」というただそれだけをあそこまでドラマチックに書けるその演出と脚本力、構成力すべて好き。
そして「レイン」「ドモン」とお互いを呼ぶ声に感情をのせる関さんと天野さんの力量よ…!お互い声に愛が乗ってるのまじで聴いてて照れるし幸せになる。この二人たまに喧嘩しても、いっしょう絶対にしあわせでいてほしい。バッドエンドとかメリバとか絶対いらない。
よく「その後」の話にある妻の方がはやく死ぬとか、そういう展開まじでいらない。

あとは26話のホーロー虫。
広東語の名曲流れるタイミング神だし、その流れでドモンの乗る船の側に集
結するシャッフルのみんな…この辺りの台詞いっしょう忘れんと思う。
好きおぶ好きの頂点。

チボデー「hey,ドモン!どこほっつき歩いてたァ!」
サイサイシー「随分と余裕ジャン!」
何も答えないけれど笑顔で応えるドモン。
大塚さんのチボデー声の作り方もすごいけど、勝平さんのいかにもちょっとのからかいと応援と信頼を込めた声の出し方もすごい。ねぇほんとに船の上でアフレコしてます!?とか思う。それともわたしが入り込み過ぎてその世界にいってるのかも知れん。病院に行け
あとここでドモンに何も答えさせないところリアルすぎて好き。笑うだけなの、わかるーってなる。

レイモンド「ドモン殿!私たちもじっくりと拝見させていただきますよ」
ジョルジュ「あなたの"新しい"ガンダムをね」

脱帽したあとウィンクするレイモンド、おじいちゃん可愛い。
ジョルジュの「新しい」に強調がついてるのもすごい。山崎さんも神。
山崎さんの「あなたの、あたらしい、ガンダムをね」ってこう言葉を区切ってくるところもめっちゃ好き。これ「あえて」なんだろうな。だって他の台詞聴いてるとわかるもん。好き。
あとフランス組の船はメンツの中で最新で一番性能がいいだろうから、唯一ほかの船と違って「スピードを落として並走してくる」の芸が細かい。

そしてアルゴ。無表情だけどサムズアップ。
サムズアップを返すドモンの顔よ。くぅーーーー!!君らの関係もたまらん。

そしてウォンと東方先生に気づいた瞬間に作画が劇画調になるのも、ほんと好きしかねえこのアニメ。マジでGガンダムで育てられたので全部のシーン語れる。終盤の「人の恋路を邪魔するやつァ!」の話もしたいし、チボデー子守歌神回の話も一億文字くらい語りたい。

東方先生「ふふふ・・・待っていたぞ。さぁ己の言葉通り、全勝で勝ち上がって来い、ドモン・カッシュ!!」

この先生の熱いモノローグからの、全景・船横並び描写からの、Gガンダムの背面、その足元で真っ直ぐ立ってドモンを待つレインにクローズアップされる。ここで集中線でクローズアップされるのが新型のゴッドガンダムじゃなくて、ここまで一緒に頑張ってきた幼馴染の大切な相棒ってところがいいんですよね。

レインもドモンを見つけて嬉しそうに表情をぱぁっと花開かせる。そしてそのあと強く頷いて見せるんですよ笑顔で。視線でわかるよな。もう。
ここお互い呼びかけたり、台詞ないんだもん。はぁ~~~~~~もう結婚結婚。お願いだから毎秒結婚してくれ…レイモンド絶対神父の資格くらいもってるもん。わたしはチボデーギャルズといっしょにライスシャワーしますんで!派手派手スーツも着ますんで!!!!!!!!!!!!!!!!きゃー!!!きれいよレイーーーン!!!!!ちょっとォ、ジャネット泣きすぎよぉ!!!えぐえぐレイン……おめでとうレイン……(幻視の能力者かも知れないわたし)

そしてドモンはレインに笑顔で応え、愛機に乗り込む。

神か?

名作か?


男の義務教育はスクライドっていいますし、それは私もそう思いますし、恋愛観を育てるためにはクラナドとガン×ソードも義務にして欲しいとわたし
は思うんですが

(スクライドはカズマとかなみのあの「カズ君がすき」「わかってる、でも今は行く」で黄色い声上げてしまう。うそ、黄色い声とかいったわ。うそうそ絶叫するマーモットよ(例の画像))
(クラナドは人生。ともよ派です、もしくはきょうちゃん。それと便座カバー)
(ガンソはヴァンとレイが愛する人に、徹頭徹尾一途なので名作です。でもファサリナさんもえっちですきです。え?女だけどあの可愛さは性別関係ないですわよ)


そんな義務教育名作に、Gガンダムもね、是非おすすめしたい。
負けちゃいない、というか別枠で優勝しとる。

そしてゴッドに乗り込んで戦うドモン。新必殺技、爆熱ゴッドフィンガーを使えるって教えてくれるレインが最後に言うんです。

「あのギアナ高地の修行を耐えたあなたならできるはず!!」

ここまで信じてくれる女ってよくないですか???????

しかも天野さんの「できるはず!!」の声の強さ…はぁ…すき…
天野さんのレインの女らしさを伝える時の弱めの声、決断とか強さを伝える時の芯の通った声。どっちも好きでたまんないです。

声優さんの技量も楽しめる名作。
いっしょう語りてぇ……………



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