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島塚絵里さん出版記念トークイベントに行ってきました



昨日、表参道のヒュバマトカで行われた島塚絵里さんの「自分らしく生きるフィンランドが教えてくれた100の大切なこと」出版記念トークイベントに伺った。
表参道のヒュバマトカは、フィンツアーという北欧地域専門の旅行会社が運営するカフェだ。(2022年OPEN)
フィンランド好き、シナモンロール好きの私がいつか一度訪れたいと思っていた場所の一つ。
そんなヒュバマトカを初めて伺うきっかけとなったのが、今回のトークイベント。

島塚さんのことは前回のエッセイ、「フィンランドで気づいた小さな幸せ365日」を通して知った。
近年、Kindle派となった私だけれど、島塚さんのエッセイは、装丁が鮮やかで可愛らしくて、ページを捲るたびに現れるイラストや写真にわくわくするから、紙の本で手元に置きたくなる。

初めてお話しされている島塚さんを拝見したけれど、軽やかな笑い声が印象的でとても素敵な女性だった。
フィンランドの好きなところを話されている時も、「こういうところが“私には”合っていると思う」という言葉選びをされているところに、フラットな考え方を感じて、すっかり
人柄に魅了されてしまった。

イベントの後、同棲中の彼と合流して近所の居酒屋で飲みながら、「楽しかったよ。フィンランドではね…」とその日の感想をたくさん話した。彼は、いつも通り優しく私の話を聞いてくれたけれど、特別フィンランドやその本に興味を示しているようには見えなかった。

その後、2軒はしごして、家に帰った。
帰宅後、ジンを片手にソファで寝っ転がり、その日受け取った島塚さんの本を読みながら、そのまま30分ほどうたた寝。
目を覚ますと、彼がかたわらにいて、私が読みかけていた本を読んでいた。
いくつか本に出てくるフィンランド語を彼が読み上げて、私が当てる遊びをした。彼は「Pizzaperjantai」(金曜日はピザの日)が気に入ったらしい。

正直、あまり北欧に興味のなさそうな彼が本を読んでいる姿を見た時には驚いたけれど、自分の好きな人が、自分の好きなものに興味を持ってくれるって嬉しいなとほっこりした。彼もまた軽やかで、フラットな人で、そういうところを尊敬している。

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