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クラフト隊長の教え
ADHDガールは何をしでかすか。
その予想は非常に難しい。
タイトルのごとく、かの名作レベルEに登場する、バカ王子の側近クラフト隊長その人の名言である。
あいつの場合に限って常に最悪のケースを想定しろ。
奴は必ずその少し斜め上を行く!!
若かりし頃、単に好きだった作品のこの一言が10数年後わが身にふりかかることになろうとは。
長女氏の奇行は枚挙にいとまがないが、どれもこれも理由をきいてみると存外納得がいくことが多い。とはいえ、やったことは大体が「悪事」に分類されるので、起こした事象の問題点について本人にわかっていただく必要はある。
わたし自身はというと、ずっと優等生でやらせてもらっておりまして。
だから、長女氏がなぜわざわざしなくていいことをして毎度毎度怒られたり苦情言われたりするのかよくわからなかったんですわ。
わたしだったら・・・とわが身を振り返って考えてみるも、これはまったくもって無駄な行為なのだ。
いいですか、世の母親のみなさん。
お前にいわれなくともわかってますと、おっしゃられる方もいるでしょうが。
親と子は違う人間なんですよね。
昔の偉い人は言いました。己の欲せざるところ人に施すことなかれ、と。
自分に置き換えて考えてみて、人にたいして思いやりをもとうね、というそういう内容だと思う。
ADHDガールに対して、こっち(親)側が自分に置き換えてみて・・・は通用しないんですわ!考え方とか、価値観とかがまず、そもそもちがうところからスタートしておるので。
だから、わたしたち(あえて複数形で)は、まず自分の常識を捨てて、彼女らとは話をしなければならない。これまでの自分の常識とか価値観は邪魔になることが多い・・・。
わたしたちのような、よくいる普通の、おもしろくもなんもない人間には到達不能なところに彼女らはいるのだ。
だから、常に予想の斜め上をいく。
予想の斜め上をいかれる覚悟を常にしておく。
おどろかされはするけれども、おもしろいことが多々起こるので、
貴重な体験をさせてもらってありがとうございますの精神で長女氏と過ごす毎日である。
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