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有馬優とチワワたち

君は殿様?

小説『わたしのお婆ちゃんは元巫女さん』を読んで頂いた方、ありがとうございます。
本来ならこの後に、お婆ちゃんは孫を連れて、悪霊に襲われる実家の神社を助けに行く・・・というストーリー予定でした。
怖がりな有馬は到達できず
最初で最後の怖い話かもです。

話は変わって。
我が家には長男チワワと次男チワワがおります。

次男チワワは5歳のブラックタンで立派な毛並みをしているので、暑がりな傾向があります。
冷たい床へ床へと移動していきますね。
冬でも相当寒くないと毛布に入りません。

一方、長男チワワはクリームの15歳のお爺ちゃんですが、我が家に来た時から夏でも床には座りません。
シートや毛布、座布団、座椅子、ソファ、ベッドや布団等々を使用し、絶対に床に寝そべることをしません。

「座布団はわかるけど、座椅子は要らないだろ?チワワに背もたれ要らないだろ?」

と思うんですが、座るのは必ず座布団より座椅子です。
どうやら「背もたれ」必要だそうです。

布団や毛布、ブランケットなどが積み重ねてあれば、その頂点に必ず座ります。この光景・・・・どこかで見た感じがする。

「殿様!?」(テレビの笑点大喜利ではありません)

床は下々の者が座る場所って思っているのかも。

思えば我が家に来た時から、色んな音楽をBGMにしていると、歌い出すのは「モーツァルト」だったりとチワワとは思えない高尚なご趣味です。

ただし、殿様といっても臆病そうなので、武将タ.イプではなく、甘やかされて育っている「若様」という雰囲気がひしひしと感じられます。

この長男チワワは、ケージのドアを開ける時には手(前足)を使っていたり、自分用のブランケットは丸めて好きなところに移動して寝ていたり。
さらに、パンは食パンならトーストしないと食べないとかコダワリが色々あったり。
妙~~~~に人間臭い。

そこで、そんな長男チワワをモデルに2015年に書いた小説は、当時書けない苦しみの中で有馬が書いたものです。
人間臭い長男チワワがくれた「書く力」。
眠らせておくのは何なので、ちょっと手を加えて公開しようと思います。

ということで、次回は
小説『犬も歩けば時代を超える』
です!

主人公はもちろん、殿様な長男チワワです。
またご覧いただければ幸いです。


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