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子どもの発達を知り、育ちやすい身体を作る|自然体験チポリーノ

《育ちやすい身体作りのための子育て講座》

町村純子先生から、子どもの発達について学びました。
聞けば聞くほど興味深く面白かったです。
育ちやすいとは、育てやすいに直結していると改めて感じました。
育ちやすさは子ども自身が生活しやすいことで、育てやすいのは親が子育てを楽しめるラクに繋がることだと思います。

発達の過程で悩みがあるのは、どんな親も同じです。
育ちやすく育てやすいと、悩んだり自分を責めたりすることも少なくなり、親子でのびのびと毎日を楽しめるのではないかと感じています。
親子どちらの心身の健康にも繋がっていきます。

わたしの言葉での講座シェアですが、参考になれば嬉しいです。

・育ちやすいとは、発達を順番に正しくたどっていくこと。発達は早いのがいいんじゃない。
・呼吸が安定してできる身体であること。その後に、栄養や睡眠がついてくる。
・少しでも身体が緊張すると、呼吸は乱れる。
・ゆるめてあげること。でも、「今からやろう」と気合いを入れたりするのではなく、「何かをしながら、ゆるめる」というスタンスがハードルが低くなる。
・ゆるめたら、使うこと。
・身体の緊張がとれると、呼吸がラクになる。穏やかになり、よく眠る。
・首の後ろの緊張が、発達を送らせる大きな原因であり、大元の原因。
・首は、人が一番最初に自由に動く部位。
・首の後ろが硬いと、肩甲骨がうまく動かない。歩くのも遅くなる。身体の軸が作られていないこと。
・身体の軸が作られて、身体が左右均等にねじれるときが、離乳食OKの基準。この時、口の中の機能も整っているから。
・遊びのなかで身体を動かす。まずは、脱力から。丸くなってみること。
・生活のなかで、人はお腹を中心にして身体を縮ませて伸ばしている。
・首がよく動く=舌を動かす筋肉も動く=食べる力がある。
・食への興味がないのは、味覚がうまく得られていないから=口や舌がよく動いていない。身体の軸ができていない。
・口のなかの頬をマッサージして、口のなかを広げてあげると、舌もよく動くようになる。美味しいと思って食べるようになる。

首の緊張が発達にも通じているとは、驚きでした。

発達の遅れを感じたり、他人の言葉で、お母さんは自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも、「お母さんのせいじゃないんだよ」と町村先生は度々おっしゃっていました。

町村先生のような専門家や頼れる人を持つことが、お母さんの心も支えてくれます。
助けて~とか、どうしたらいい?とか、任せられる相談できる人や優しい場所が、誰にも必要です。

わたしが講座を受けたのは、熊本県高森町の森のようちえんです。
一般社団法人sol|阿蘇・高森 (sol-momo.com)
エネルギー補給と安らぎの場、まさにこんな場所でした。
あなたの周りにも、きっとありますよ。

椎葉ゆう子


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