あれをしていれば寝かしつけもスムーズだったのに、と思うこと
娘たちが幼い頃は、睡眠の知識は何も持っていませんでした。
ただ規則正しい生活を守ることは徹底していたように思います。
とにかく毎日がいっぱいいっぱいだったため、記憶は曖昧ですが、決まった時間に寝かせることに躍起になっていました。
いま振り返ってみて、こうしておけばよかったと思うことはあります。
そうすれば、あんなに寝かしつけに必死にならずに済んだかもしれません。
夕方からは、照明を暗くしていけばよかった。
朝ごはんに、ちゃんとおかずを作っていればよかった。
この二つは、とくに反省点です。
照明は朝も夜も関係なく、同じ照度でした。
それでは眠気を呼びません。
寝かしつけに苦戦していたはずです。
朝ごはんは、おむすびが多かったと思います。
お弁当の残りものはあっても、お味噌汁を朝から作ることは皆無でした。
朝ごはんの栄養で、睡眠ホルモンが作られます。
まさか睡眠が、そんな仕組みになっているとは思ってもいなかったです。
苦戦しながらも、夜になれば寝て朝が来れば起きていた娘たちに感謝です。
この当たり前に思える“起きる寝る”の行動が、今はむずかしくなっています。
なにも知らないと、睡眠リズムも睡眠スキルも落ちてしまいます。
睡眠が整っていると、子どもも親も、ほんとうにラクです。
健康面、学習面、運動面、精神面、どこにおいても睡眠が関係しない部分はありません。
生きにくい時代だと表現されることもあります。
生きにくさは眠りにくさだと、わたしは思っています。
睡眠の知識は持っていて損はありません。
そして、実践して欲しいです。
しあわせ快眠デザイン
椎葉ゆう子