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起床時間を宣言してみよう!

寝る前に「明日は○時に起きる!」と宣言する。
この効果は抜群です。

春休み中の長女が、ある朝いつもより早く起きてきました。
聞くと、
「ゆうべ寝る時に、明日は7時までに起きる」と唱えたそう。
起きてきた時間は、6時15分。

その翌日も同じことを宣言し、起床時間6時55分!
素晴らしい!!

この宣言効果は、日本の大学生を対象にした実験でも明らかになっていることです。
朝、家族に起こされている大学生が「明日は○時に起きる」と3回唱えて寝るというもの。
すると、自らその時間帯に起きられることができたのです。

人には体内時計に沿ったリズムがあります。
体内時計が24時間の生活リズムと合致していれば、○時に起きる宣言効果が発揮できるでしょう。

今は春休み中です。
起きる時間、寝る時間、食事の時間がバラバラで、家の中ばかりにこもっていれば、体内時計も乱れます。

大人も、平日と休日で相違があれば乱れてしまいます。
ブルーマンデーで心身の体調が芳しくないのが、分かりやすい例です。

体内時計だけでなく、ホルモンや自律神経も目覚めには関係しています。
朝に出るべきホルモン(コルチゾール)がしっかりと分泌されていること。
朝に、活動の自律神経である交感神経が優位になること。

これらが整っていれば、起きたい時間に起きられる身体だと言えます。

特にコルチゾールの分泌は非常に大事です。
コルチゾールがしっかりと出ることで、血圧や体温が上がり、シャキッと起きられます。

コルチゾールの話は、睡眠セミナーで詳しくお伝えします。
朝起きられない、起きるのがツライ、朝が弱い苦手、子どもの新学期が心配など感じている方は、ぜひご参加くださいね。

椎葉ゆう子 

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