失敗から学ぶ~他責について~
他責について
まず始めにそもそも「他責思考とは何か」
・ある事象を他人のせいにすること
・他人が悪いのだから自分はわるくないと考えること
ようするに「自分は悪くない!!」という考えのことです。
「自分は悪くない、相手が悪いから失敗した」
ビジネスに置いてなかなかストレートに言葉に出すことはないかもしれません。
しかし、潜在的に思ってしまうことは意外にあるのではないでしょうか。
先日の私の例です。
あるべきままの引継ぎをしてください。と言われました。
しかし、実際にパソコンの発注という引継業務を行った際、引継書には伺うべき金額項目が足りていない、発注に必要な伝えるべき項目が足りていない等発注に時間を要したり、提出した見積りに対し、「〇〇費が入っていない、どうして確認しなかったのか」「引き継ぎされる方にも責任がある」と指摘を受けました。
私からしたら、引継書に記載された通り行った業務
「必要なことは引継ぐ側が記載するのが、伝えるのが当然だ」と思ったのです。
→私は言われた通りやった 私は悪くない
誰しも経験があるのではないでしょうか。これが潜在的他責にあたります。
「自責」と「他責」これは特性であって優劣ではありません。
ではどうしたらよいか。。。
起こったことに対して分析をし、よりよいアクションに繋げることが大切なります。
今回のケースで言えば
過去事例を何件か見て必要なものを確認すること
相手業者に必要項目の確認をすること
先ほど伝えた通り「自責」と「他責」は優劣ではありません
時にチームのバランスを見ながらまた、自分自身のためにも時には自責の考えを取り入れ内省することは成長につながります。
一方、時には他責の考えで心と体のバランスを取ること、他者に改善を求めることも組織には必要です。
自分がどちらのタイプの傾向が強い人間かを意識し、足りない方を意識的にカバーすることが大切であること。このことを意識することで働きやすさを得られるのではないでしょうか。
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