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突然の失業と再就職奮闘記③

さて、就職活動開始から2ヶ月。内定をいただけないまま退職し、ついに失業者になってしまった。なかなかハードな人生である。

この2ヶ月、どのようなことがあったのか?これからどうしていくべきなのか?生活はどうなっていくのか?まずはこの2ヶ月の間に何があったのかを、ダイジェストで振り返ってみよう。

前回でふれたように、まずは複数のサイト登録とエージェント登録をしてみた。エージェントとは電話や直接の面談で条件すり合わせを行い、経歴と条件に合った案件を提案してもらう。転職サイトは、入力した希望条件を元にAIなどが自動的に提案してくれた案件に、能動的に応募するというのが主流だ。

5月初旬。早速、Kさんに紹介してもらったエージェントから4件の紹介をいただく。事前ヒアリングを丁寧にしていただいたおかげで、すべての案件が希望条件を満たしていたので、それぞれに提案いただくことにする。

早速動いてくださって、うち2件からWEBによる一時面接の打診をいただいた。残り2件は書類選考で脱落。なかなか厳しい。エージェントが面接のポイントや応募企業ごとのポイントなどをレクチャーしてくれて、準備万端で面接に向かう。

1件目は人材会社で、私の経歴の中で一番経験の長い業界である。WEB面接のお相手は、おそらく人事部門担当の女性。少々入れ込みすぎて最初の自己紹介で20分も使ってしまったが、終始和やかに面談は進み、経歴を評価いただいて無事一次通過。現地での最終面接に進むことになった。

1件目の最終面接前に2件目のWEB面接。こちらは人事担当の若い男性がメインMCで、少しご年配の”エライさん”がくっついてきた。若い人事担当が質問→私が回答→担当がまとめという流れで話は進むが、そのまとめが微妙に私が伝えたかったことと合っていない。エライさんは終始無言。何ならミュートしており、話す気がないのだろうか。面接が終わろうという時になり、最後にやっと口を開いて一言質問をいただくも、声が小さくてマイクも拾えず、よく聞き取れない。こことは縁がないかなと思っていたら、案の定、不通過となった。

さて、最終面接。面接官は同年代の感じの良い営業部次長。経歴を高く評価いただき、業務の細かいことはほぼ話さず、会社のビジョンや入社後の配属先候補・期待することなど、採用を前提で話が進んでいるように感じた。なかなか良い印象でもあったので、評価いただけるならお世話になろうと思っていた。

エージェントから連絡があり、条件の再確認をされる。こちらからの条件は2点。年俸の最低額と、家庭の事情で少なくとも2年は転勤がない事。これらを呑んでいただけるなら決めようと思っていたが、どちらも難しいとのことで残念ながら不採用となり、就職活動は振り出しに戻ったのでした。

→④に続く

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