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YouTubeについて思うこと その①

最近、YouTubeを始めた。厳密にいうと『再開』になるのか。実は私が初めにYouTubeチャンネルを作ったのは、2012年のこと。当時はまだYouTuberという言葉も日本ではあまり浸透していなくて、個人でチャンネルを持っている人などほとんどいなかったと思う。

私が最初にYouTubeチャンネルを作ろうと思ったきっかけは、ただ単に”動画を保存しておきたかったから”という単純な理由から。当時はだんだんスマホが主流になりつつある時期で、携帯やスマホで簡単に動画を撮影できるようになってきたあたりだったと思う。

私には当時8歳と4歳の子供がいた(今はちゃんと16歳と12歳になっているので安心してね)。私たちが子供の頃は、動画なんて、家が割と裕福でお父さんの趣味がビデオ撮影という、ほんの一部の家庭のみが楽しめる一種の娯楽だった。それからわずか20年足らずで、皆が普通に持っているもので簡単に撮影できてしまう時代になっていようとは、想像すらできなかった。

当時のインフラ状況といえば、ガラケーは言わずもがな、スマホの内部ストレージも今と比べると微々たるもので、ちょっと動画を撮ればすぐにメモリがいっぱいになり、撮ったデータの保存先や転送にかなり悩まされていた。

確か当時は、外部ストレージサービスとして、EverNoteやDropBoxなどの利用が増えてきだした頃だったと思う。YouTubeは徐々に日本でも認知度が高まってきだしていたものの、まだまだ”見る”ためのツールで、自分たちが”使う”と考えていた人たちは少なかったように思う。

私はあまりそこには着目していなくて、DropBoxなどのようにファイルで保存するのではなく、ストリーミングで視聴することができるという仕組みに興味を持った。ただ何となくどういう仕組みか見てみようという軽い気持ちでチャンネルを作ったので、別に時代の最先端を行っていたというつもりは微塵もない。

最初にアップした動画は、娘がテレビに合わせてダンスしているもの。画質も悪いし何の編集もしていない、ただの記念だ。親戚にはそこそこウケたが、外部に発信する気もなかったので、内輪で酒の肴にちょいちょい見る程度。まあかわいいし(親バカ)、今も記念として残してあるので、良ければ私のチャンネルを漁って見てみていただきたい。

そんなこんなで現在。今や小学生の将来の人気職種1位がYouTuberという恐ろしい時代。ウチの息子までYouTuberになりたいと言い出した。さて、子供の夢を応援するのが親の務め。そして、親父は背中で語るものという大義名分を捏造し、とりあえず自分がやってみようと、過去のチャンネルを引っ張り出してきたのだ。

→その②へ続く

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